So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

ヤキトリ2/工作艦間宮の戦争/血か、死か、無か?/天空の矢はどこへ? [本]

カルロ・ゼン「ヤキトリ2」ハヤカワ文庫JA

------------
ヤキトリ―それは、使い捨ての惑星軌道歩兵。彼らは銀河の列強たる商連の軍人ではなく、安価で即席な軍需備品に過ぎない。
訓練を終えた新米のヤキトリであるアキラたちは、属州惑星バルカに配備される。
同地では安心安全の儀仗任務に就くはずが、反乱勢力の一斉蜂起に直面することに!正規兵力の海兵隊は寡少。
広がるのは四面楚歌の地獄。…さあ、戦争をはじめよう。生き延びるため、私たちみんなの手を汚すのだ―。
------------

「幼女戦記」のカルロ・ゼンさんの新作SFシリーズ続編です。
地球人類が異星人に隷属している未来、惑星軌道歩兵に志願した主人公は今回新たな任務につきますが、反乱に直面する事になります。
戦闘の終わった後にさらに新たな戦いが、、奇策で見事に生き延びるのですが、最後にどんでん返しで見事な引きが。
カルロ・ゼンさんらしく読ませました。続巻楽しみです。


谷甲州「工作艦間宮の戦争 新・航空宇宙軍史」早川書房

------------
第二次外惑星動乱、勃発―。地球軌道上のコロンビア・ゼロ軍港への奇襲で始まったこの動乱は、航空宇宙軍と外惑星連合軍、双方の人的資源や戦闘艦艇を食いつぶす消耗戦に移行していった。
いつ終わるともわからない戦争が、組織の在り方、そしてそこに属する人の心をも歪めていく…。
書き下ろしの表題作「工作艦間宮の戦争」をはじめ、航空宇宙軍の特務艦イカロス42をめぐる両陣営の熾烈な情報戦を主軸にした全六篇を収録。
日本SF大賞受賞作『コロンビア・ゼロ 新・航空宇宙軍史』に続く、待望の新シリーズ第二弾。
------------

前作「コロンビア・ゼロ」で22年ぶりに再開した谷甲州さんの航空宇宙軍史の新シリーズの新刊です。
相変わらずリアルな宇宙描写がすばらしい。地味といえば地味ですが。
外惑星連合軍側の奇襲で始まった戦争は消耗戦となっていきます。
戦いの行方はまだまだ分かりませんが、続巻が楽しみです。


森博嗣「血か、死か、無か?」講談社タイガ


森作品のネタバレがあります。



------------
イマン。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれる軍事用AI。
電子空間でデボラらの対立勢力と通信の形跡があったイマンの解析に協力するため、ハギリはエジプトに赴く。
だが遺跡の地下深くに設置されたイマンには、外部との通信手段はなかった。
一方、蘇生に成功したナクチュの冷凍遺体が行方不明に。意識が戻らない「彼」を誘拐する理由とは。知性が抽出する輪環の物語。
------------

森博嗣さんのWシリーズ8作目。23世紀の世界。前作の続き。
ハギリはエジプトに向かいますが、、今回の展開も興味深いです。百年シリーズとの関係が深いですね。
森さんのブログによるとWシリーズは10巻で完結予定。
その後新シリーズも予定されているそうです。続巻楽しみです。

森博嗣「天空の矢はどこへ?」講談社タイガ

------------
カイロ発ホノルル行き。エア・アフリカンの旅客機が、乗員乗客200名を乗せたまま消息を絶った。
乗客には、日本唯一のウォーカロン・メーカ、イシカワの社長ほか関係者が多数含まれていた。
時を同じくして、九州のアソにあるイシカワの開発施設が、武力集団に占拠された。
膠着した事態を打開するため、情報局はウグイ、ハギリらを派遣する。知性が追懐する忘却と回帰の物語。
------------

森博嗣さんのWシリーズ9作目。23世紀の世界。前作の続き。
ハギリはアソに向かいますが、、今回の展開も興味深いです。今回は百年シリーズの語り直しという面が大きいです。
ここまで読んでくると実は主人公のハギリの正体というのが気になってきますね。まさかあの人?
Wシリーズは10月の次巻「人間のように泣いたのか?」で完結予定です。
楽しみです。


ヤキトリ2 Broken Toy Soldier (ハヤカワ文庫JA)

ヤキトリ2 Broken Toy Soldier (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: カルロ・ゼン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/04/18
  • メディア: 文庫



ヤキトリ2 Broken Toy Soldier (ハヤカワ文庫JA)

ヤキトリ2 Broken Toy Soldier (ハヤカワ文庫JA)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: Kindle版



工作艦間宮の戦争──新・航空宇宙軍史

工作艦間宮の戦争──新・航空宇宙軍史

  • 作者: 谷甲州
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/05/17
  • メディア: 単行本



工作艦間宮の戦争 新・航空宇宙軍史 (早川書房)

工作艦間宮の戦争 新・航空宇宙軍史 (早川書房)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/05/25
  • メディア: Kindle版



血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null? (講談社タイガ)

血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null? (講談社タイガ)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/02/22
  • メディア: 文庫






天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow? (講談社タイガ)

天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow? (講談社タイガ)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/06/22
  • メディア: 文庫






nice!(1)  コメント(0) 

アリゾナ無宿/逆襲の地平線/果てしなき追跡 [本]

逢坂剛「アリゾナ無宿」新潮文庫

------------
時は1875(明治8)年、乾ききったアリゾナの地に、稀代の早撃ちガンマンが訪れた。
ひょんな縁から知り合ったのはハコダテから流れ着いたサムライ、そしてしたたかな小娘。
賞金つきの“お尋ね者"を追う旅が始まった――。照りつける太陽、砂塵舞う荒野。火を噴くコルトSAA、
きらめく白刃。襲い来るアパッチをかわし、駅馬車を乗り継いで、町から町へ。今、甦る西部劇の興奮。
------------

逢坂剛さんの西部小説です。意外な縁から知り合ったガンマン、サムライ、したたかな小娘の三人。
魅力的なトリオの中で気になるのはハコダテから来た記憶を失ったサムライ”サワグロ”。
時代設定からしてあの人だと思うのですが、、本作ではその正体は明かされず。

逢坂剛「逆襲の地平線」新潮文庫

------------
コマンチにさらわれた娘を奪還せよ!砦から砦へ、サボテンの荒野を抜け、凄腕の賞金稼ぎと謎のサムライ、そしてしたたかな小娘が、アリゾナを出発し、遙かな大西部をゆく…。
気高くも勇敢なる男たちが対峙するとき、裏切り者が姿を現した!西部劇のエッセンスと現代エンターテインメントの技、ここに結晶。
------------

「アリゾナ無宿」の続編。コマンチにさらわれた娘を奪還する依頼に応じた三人が西部を行きます。
相変わらずサムライ”サワグロ”は活躍しますが、正体は明かされず。
本作でワイアット・アープの事が言及され、意外な事から知り合う事になると、さらなる続編が示唆されていたのですが、、

逢坂剛「果てしなき追跡」中央公論新社

------------
新選組副長・土方歳三は、新政府軍の銃弾に斃れた―はずだった。一命を取り留めた土方は、米国船に乗せられ彼の地へ渡る。
だが、意識を取り戻した彼は、記憶を無くしていたのだった。すべてを失ったサムライと、彼を追いかける一人の少女。
海を、大地を駆けめぐる、壮大なる旅がここに始まる!
------------

インタビューによると「アリゾナ無宿」のシリーズは中断してしまったそうですが、サムライ”サワグロ”はやはり土方歳三でした。
という事で土方が記憶を失ってアメリカに渡るという前日談が描かれました。昨年出ました。
ただ、完結していません。あと2冊を書く予定だそうですが、「逆襲の地平線」のその後も描いて欲しい所です。

土方歳三、アメリカ西部を駆ける
https://www.yomiuri.co.jp/life/book/news/20170203-OYT8T50031.html


アリゾナ無宿 (中公文庫)

アリゾナ無宿 (中公文庫)

  • 作者: 逢坂 剛
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/12/21
  • メディア: 文庫



アリゾナ無宿 (新潮文庫)

アリゾナ無宿 (新潮文庫)

  • 作者: 逢坂 剛
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/03/27
  • メディア: 文庫



逆襲の地平線 (中公文庫)

逆襲の地平線 (中公文庫)

  • 作者: 逢坂 剛
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/12/21
  • メディア: 文庫



逆襲の地平線 (中公文庫)

逆襲の地平線 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/12/25
  • メディア: Kindle版



果てしなき追跡

果てしなき追跡

  • 作者: 逢坂 剛
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/01/17
  • メディア: 単行本



果てしなき追跡

果てしなき追跡

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/01/25
  • メディア: Kindle版



nice!(1)  コメント(0) 

アルテミス/TOKYO海月通信/世界の辺境とハードボイルド室町時代/辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦 [本]

これもしばらく前に読んだもの。

アンディ・ウィアー「アルテミス」上下 ハヤカワ文庫SF

------------
人類初の月面都市アルテミス―直径500メートルのスペースに建造された5つのドームに2000人の住民が生活するこの都市で、合法/非合法の品物を運ぶポーターとして暮らす女性ジャズ・バシャラは、大物実業家のトロンドから謎の仕事の依頼を受ける。
それは都市の未来を左右する陰謀へと繋がっていた…。
『火星の人』で極限状態のサバイバルを描いた作者が、舞台を月に移してハリウッド映画さながらの展開で描く第二作。
------------

映画化(映画タイトル:オデッセイ)もされた『火星の人』のアンディ・ウィアーの新作です。
今度は月が舞台で若い女性が主人公。彼女が事件に巻き込まれます。
火星でのサバイバルに絞り込んで読ませた前作と比べると割と普通のサスペンスでした。
ただ月都市の描写はしっかりしていますしこれはこれで面白かったです。

中野翠「TOKYO海月通信」

------------
毎年恒例!今年のベスト映画・本など娯楽、雑談満載で2017年を総ざらい
世を憂えてるヒマなし!この道30余年の著者による世俗観察コラム集(自筆絵&句入り)
------------

サンデー毎日連載の中野翠さんのエッセイ、2017年版です。
中野さんのエッセイは面白いです。映画に関する好みは違いますが。
この本も面白かったです。


高野秀行・清水克行「世界の辺境とハードボイルド室町時代」集英社インターナショナル

------------
人々の心の動きから法体系まで、こんなにも似ている社会が時空を超えて存在したとは!
その驚きからノンフィクション作家と歴史家が世界の辺境と日本史を徹底比較。
辺境を知れば日本史の謎が、日本史を知れば、辺境の謎が解けてきた…。
------------

作家の高野さんと歴史家の清水さんが語りあった本です。
高野さんの知る辺境ソマリアとかと過去の日本は良く似ているそうです。
お二人の博識な知識が語られ面白かったです。

高野秀行・清水克行「辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦」集英社インターナショナル

------------
「面白い本を読んだら誰かと語り合いたい」から始まった辺境ノンフィクション作家と歴史家の読書合戦。
意図的に歴史と文字を捨てた人々『ゾミア』、武士とヤクザが渾然として一体だった時代の『ギケイキ』、キリスト教伝道師をも棄教させた少数民族『ピダハン』…。
古今東西の本を深く読み込み、縦横無尽に語り、通説に切り込む。読書の楽しさ、知的興奮、ここに極まれり!
------------

高野さんと清水さんが語る本の続編です。今回はお二人が読んだ本について語ります。
歴史と文字を捨てた『ゾミア』。武士とヤクザが渾然としていた時代『ギケイキ』。少数民族『ピダハン』。
お二人の博識ぶりが印象に残ります。


アルテミス(上) (ハヤカワ文庫SF)

アルテミス(上) (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アンディ・ウィアー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/01/24
  • メディア: 文庫



アルテミス(下) (ハヤカワ文庫SF)

アルテミス(下) (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アンディ・ウィアー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/01/24
  • メディア: 文庫



アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)

アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/01/25
  • メディア: Kindle版



アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)

アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/01/25
  • メディア: Kindle版



TOKYO海月通信

TOKYO海月通信

  • 作者: 中野 翠
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2017/12/08
  • メディア: 単行本



世界の辺境とハードボイルド室町時代

世界の辺境とハードボイルド室町時代

  • 作者: 高野 秀行
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2015/08/26
  • メディア: 単行本



世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/08/31
  • メディア: Kindle版



辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

  • 作者: 高野 秀行
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2018/04/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦 (集英社インターナショナル)

辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦 (集英社インターナショナル)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/04/10
  • メディア: Kindle版



nice!(1)  コメント(0) 

原田マハ「楽園のカンヴァス/ジヴェルニーの食卓/暗幕のゲルニカ」 [本]

しばらく前に読んだもの。
前のパソコンが壊れる前に感想書きかけだったのですが、消えたので書き直しました。

原田マハ「楽園のカンヴァス」新潮社

------------
ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。
そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。
持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。
リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。
ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに篭めた想いとは―。山本周五郎賞受賞作。
------------

原田マハさんがルソーの「夢」を題材にした小説です。
主人公はスイスの大邸宅でルソーの「夢」そっくりの絵を判定する事になります。
読ませました。この本を読むまで知らなかったのですが、原田さんはニューヨーク近代美術館でキュレーターだった事もあるそうです。
ペンネームもゴヤの絵から。あまり本作には関係ないですが、原田宗典さんの妹でもあります。

原田マハ「ジヴェルニーの食卓」集英社

------------
ジヴェルニーに移り住み、青空の下で庭の風景を描き続けたクロード・モネ。その傍には義理の娘、ブランシュがいた。
身を持ち崩したパトロン一家を引き取り、制作を続けた彼の目には何が映っていたのか。(「ジヴェルニーの食卓」)
新しい美を求め、時代を切り拓いた芸術家の人生が色鮮やかに蘇る。
マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌら印象派たちの、葛藤と作品への真摯な姿を描いた四つの物語。
------------

原田マハさんがマティス、ピカソ、ドガ、セザンヌを描いた短編集です。
原田さんは特に印象派が好きだそうで、どの短編も読ませました。
やはり表題作のモネの話が印象的だったかな。

原田マハ「暗幕のゲルニカ」新潮社

------------
ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。
MoMAのキュレーター八神瑶子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。
故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑶子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。
怒涛のアートサスペンス!
------------

原田マハさんがピカソの「ゲルニカ」を題材にした小説です。
現代のニューヨークとピカソがゲルニカを描いた時代を交錯させて描きます。
さすがに絵画に詳しい原田さんらしく面白かったです。


楽園のカンヴァス (新潮文庫)

楽園のカンヴァス (新潮文庫)

  • 作者: 原田 マハ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/06/27
  • メディア: 文庫



楽園のカンヴァス(新潮文庫)

楽園のカンヴァス(新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/07/01
  • メディア: Kindle版



ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

  • 作者: 原田 マハ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/06/25
  • メディア: 文庫



ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/06/30
  • メディア: Kindle版



暗幕のゲルニカ (新潮文庫)

暗幕のゲルニカ (新潮文庫)

  • 作者: 原田 マハ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/06/28
  • メディア: 文庫



暗幕のゲルニカ

暗幕のゲルニカ

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/03/28
  • メディア: Kindle版



nice!(4)  コメント(2) 

阿久悠と松本隆/花咲舞が黙ってない/ψの悲劇/あやかし草紙 [本]

中川右介「阿久悠と松本隆」朝日新書

------------
「また逢う日まで」「UFO」「勝手にしやがれ」「ルビーの指環」「赤いスイートピー」・・・──日本の大衆がもっともゆたかだった昭和後期。
「うた」で時代を完全に支配した不世出の作詞家2人を主人公に、あの時代の残響と1億人の集合無意識を描ききる力作評伝。
------------

中川右介さんが阿久悠と松本隆という二人の作詞家を描いた評伝です。
阿久悠が頂点に立った時期から、松本隆が「ルビーの指環」などで頂点に立った時点までを描きます。
なかなか面白かったです。
たまたま最近カラオケに行った時にこの二人の曲を聴いたり歌ったりしたのが興味深かったです。名曲ぞろいですね。

池井戸潤「花咲舞が黙ってない」中公文庫

------------
その日、東京第一銀行に激震が走った。頭取から発表されたライバル行との合併。
生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を開けてしまう。
隠蔽工作、行内政治、妖怪重役…このままでは我が行はダメになる!花咲舞の正義が銀行の闇に斬り込む痛快連作短篇。
------------

ドラマ化もされた池井戸潤さんの花咲舞シリーズの最新作です。
例によってわかりやすい悪役が登場し相変わらず読ませます。
なんと今回は若い半沢直樹も登場、重要な役割を演じます。
この続きも面白そうです。続編を期待。

森博嗣「ψの悲劇」講談社ノベルス

------------
遺書ともとれる手紙を残し、八田洋久博士が失踪した。大学教授だった彼は、引退後も自宅で研究を続けていた。
失踪から一年、博士と縁のある者たちが八田家へ集い、島田文子と名乗る女性が、実験室にあったコンピュータから「ψの悲劇」と題された奇妙な小説を発見する。
そしてその夜、死が屋敷を訪れた。失われた輪を繋ぐ、Gシリーズ後期三部作、第二幕!
------------

森博嗣さんのGシリーズの最新作です。シリーズ前作の主人公だった島田文子が再登場。
ネタバレが怖いので展開は書けませんが、そう来たかという感じ。読ませます。
後半は何となくWシリーズに続く感じ、というか、Gシリーズを最後まで書いてWシリーズの展開を思いついたんじゃないかな。
面白かったです。Gシリーズ最後の1作が楽しみですが、結構刊行は先になりそうですね。


宮部みゆき「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」KADOKAWA

------------
江戸は神田の筋違御門先にある袋物屋の三島屋で、風変わりな百物語を続けるおちか。
塩断ちが元凶で行き逢い神を呼び込んでしまい、家族が次々と不幸に見舞われる「開けずの間」。
亡者を起こすという“もんも声”を持った女中が、大名家のもの言わぬ姫の付き人になってその理由を突き止める「だんまり姫」。
屋敷の奥に封じられた面の監視役として雇われた女中の告白「面の家」。
百両という破格で写本を請け負った男の数奇な運命が語られる表題作に、三島屋の長男・伊一郎が幼い頃に遭遇した椿事「金目の猫」を加えた選りぬき珠玉の全五篇。
人の弱さ苦しさに寄り添い、心の澱を浄め流す極上の物語、シリーズ第一期完結篇!
------------

宮部みゆき版「百物語」。「おそろし」「あんじゅう」「泣き童子」「三鬼」に続く5作目。
どれも面白い話ですが、やはり表題作が読ませますね。
前作でおちかの身に大きな出来事が起きたので、どうなるかと思っていました。
そう来たか。シリーズとしては大きな変化がありましたが、まだまだ続くとか。
続巻が楽しみです。


阿久悠と松本隆 (朝日新書)

阿久悠と松本隆 (朝日新書)

  • 作者: 中川右介
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/11/13
  • メディア: 新書



阿久悠と松本隆 (朝日新書)

阿久悠と松本隆 (朝日新書)

  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/11/13
  • メディア: Kindle版



花咲舞が黙ってない (中公文庫)

花咲舞が黙ってない (中公文庫)

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/09/05
  • メディア: 文庫



花咲舞が黙ってない (中公文庫)

花咲舞が黙ってない (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/09/05
  • メディア: Kindle版



ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス)

ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/05/09
  • メディア: 新書



ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス)

ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/05/09
  • メディア: Kindle版



あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: 単行本



nice!(4)  コメント(2) 

ノーマンズランド/幻の大戦機を探せ/小萩のかんざし いとま申して3 [本]

パソコンが壊れてあまり本の感想かけてませんが、ぼちぼちと。
なのでちょっと前に読んだ感想もあります。

誉田哲也「ノーマンズランド」光文社

------------
またしても同僚の殉職を経験し、心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは、葛飾署管内で起こった若い女性の殺人事件捜査本部。
心機一転、捜査に集中する玲子だったが、すぐに行き詰まってしまう。
有力な被疑者がすでに別の所轄に逮捕されており、情報が流れてこないのだ。
玲子は、あらゆる伝手をたどり、事件の全体像を探りはじめるが…。
------------

誉田哲也さんの姫川玲子シリーズ最新作です。
前作の事件の後で鬱屈する姫川は殺人事件の捜査に加わりますが、、
相変わらず読ませますが、ネタばれなので詳しくは書けませんが、北朝鮮の拉致事件がからんできます。
題材的にはちょっと姫宮シリーズには合わなかったかも。
とはいえ相変わらず読ませます。おなじみのキャラクターも活躍し面白かったです。

カール ホフマン「幻の大戦機を探せ」文春文庫

------------
1947年、11人の搭乗員を乗せたB‐29キー・バードが、悪天候に巻き込まれ、グリーンランド北部に不時着。
半世紀近い歳月が流れ、ヴィンテージ大戦機ブームが過熱するなか、この幻の飛行機を修理し、飛びたたせる計画が持ち上がるが…。
失われたロマンを求める男たちの、飽くなき冒険心と執念を描いた傑作ノンフィクション。
------------

アメリカでは第二次大戦の飛行機が高価で取引されているそうで、グリーンランドに不時着したB29の話を軸に大戦機のコレクターの世界を描いたノンフィクションです。
大戦機を探し修理し高値で売る人あり、高値で買うコレクターありで面白い話でした。
グリーンランドに不時着したB29キー・バードの顛末には驚きました。

北村薫「小萩のかんざし いとま申して3」文藝春秋

------------
作家・北村薫が、父の死後に遺されていた膨大な日記を考証、再生。
ミステリ作家・本の達人としての腕を存分に振るいつつ、無名の一青年の目を通した昭和初期の歴史的シーンを繊細に愛情深く甦らせた三部作の完結編。
------------

北村薫さんが父の残した日記を元に昭和初期の慶応大学の青春を描いた三部作の完結編です。
これは面白かったです。完結編の本作では特に父の師事した折口信夫のコワさが印象的でした。
正しい事をしていると信じ込んだ人のコワさ。詳細は本書を読んでください


ノーマンズランド

ノーマンズランド

  • 作者: 誉田哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2017/11/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ノーマンズランド 警部補 姫川玲子

ノーマンズランド 警部補 姫川玲子

  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2017/11/20
  • メディア: Kindle版



幻の大戦機を探せ (文春文庫)

幻の大戦機を探せ (文春文庫)

  • 作者: カール ホフマン
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 文庫



小萩のかんざし いとま申して3

小萩のかんざし いとま申して3

  • 作者: 北村 薫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/04/06
  • メディア: 単行本



nice!(1)  コメント(0) 

翔けゆく風/明治維新で変わらなかった日本の核心/ある80年代の物語 [本]

五代 ゆう「翔けゆく風」ハヤカワ文庫 JA

------------
“新しきミロク”が実行したミロクの降臨という一大事は、ヤガとその周辺を震撼させる。
ヤガの人々は中空に出現した巨大なミロクの姿に熱狂し、町は大混乱に陥る。
その頃ブランは、ババヤガとイグ=ソッグの助力を得て、ジャミーラたち“ミロクの使徒”と戦ってフロリーを助け、イェライシャはヨナを救いだし、スカールは黄昏の国を後にして、ザザ、ウーラとともにスーティを連れて、新たなる波乱のヤガを目指していた。
------------

五代 ゆうさんのグインサーガ142巻です。
栗本薫さんが亡くなって五代ゆうさん、宵野ゆめさんの二人で書き継がれてきましたが、宵野さんの体調不良で、当面は五代さんで書かれるそうです。
本作ですが相変わらず面白いですね。続巻が楽しみです。
宵野さんの回復お待ちしています。しかしグインの呪い?恐るべし。

猪瀬直樹・磯田道史「明治維新で変わらなかった日本の核心」PHP新書

------------
明治以降、なぜ日本は近代化に成功したのか。
それは明治維新で日本が変わったのではなく、成功の要因がすでに江戸時代までの歴史の中で形づくられていたからだ。
日本には、古代から変わらない「国の核心」がある。
古来、培ってきた組織原理や行動原理、権威に対する考え方などが、今なお日本人に大きな影響を与えている。
その「日本的原理」の長所と短所を知らねば、この国で成功をつかむことは難しいし、いかなる変革も望めない。
では、「この国の秘密」とは何か?―平安時代から江戸時代まで「通史的思考」で読み解き、日本のあり方に迫る、白熱討論。
------------

猪瀬直樹さん、磯田道史さんの対談本です。
江戸と明治の連続性というのは割と言われる話ですが、そのあたりがわかりやすく解説されています。
磯田さんの歴史家としての視点に作家としての猪瀬さんの博学さが印象に残りました。
都知事なんかにならなければ良かったのに。

橘玲「ある80年代の物語」

------------
本書は、著者が1980年代はじめ、「この世界の真実は社会の底辺にある」と思っていた大学時代から、阪神大震災、オウム地下鉄サリン事件のある1995年までをまとめた自伝的回想録的な物語である。
マクドナルドの清掃バイトから出版業界の最底辺へ、やがてジャーナリズムのまっただ中に至った著者。
バブルがはじまり無残に崩壊するまで、何を体験し、何を感じ、何を考えたのか。自ら投企したことと、バブルに翻弄されたさまざまな人物の群像とその行方。
「億万長者」になる方法を語る作家になる前の、長い長い‶80年代"の青春とは?
------------

作家の橘玲さんの80年代はじめから95年までの自伝的な本です。
橘さんは私よりちょっと年下で新橋の出版社に就職。
その後、仲間と編集プロダクションを作り、ティーンズ雑誌が国会で問題になり廃刊と色々と曲折があります。
オウム関連の取材もしていてそれが95年のサリン事件につながります。
ほぼ同時代の人なのでこの本はとても面白かったです。

翔けゆく風 (グイン・サーガ142巻)

翔けゆく風 (グイン・サーガ142巻)

  • 作者: 五代 ゆう
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/01/24
  • メディア: 文庫



翔けゆく風 グイン・サーガ (ハヤカワ文庫JA)

翔けゆく風 グイン・サーガ (ハヤカワ文庫JA)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/01/25
  • メディア: Kindle版



明治維新で変わらなかった日本の核心 (PHP新書)

明治維新で変わらなかった日本の核心 (PHP新書)

  • 作者: 猪瀬 直樹
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2017/11/16
  • メディア: 新書



明治維新で変わらなかった日本の核心 (PHP新書)

明治維新で変わらなかった日本の核心 (PHP新書)

  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2017/11/15
  • メディア: Kindle版



80's エイティーズ ある80年代の物語

80's エイティーズ ある80年代の物語

  • 作者: 橘 玲
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2018/01/20
  • メディア: 単行本



80's エイティーズ ある80年代の物語

80's エイティーズ ある80年代の物語

  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • メディア: Kindle版



nice!(1)  コメント(0) 

13階段/監督の問題/楽園のカンヴァス [本]

高野和明「13階段」文春文庫

------------
無実の死刑囚を救い出せ。期限は3ヵ月、報酬は1000万円。
喧嘩で人を殺し仮釈放中の青年と、犯罪者の矯正に絶望した刑務官。
彼らに持ちかけられた仕事は、記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らすことだった。
最大級の衝撃を放つデッド・リミット型サスペンス!
------------

高野和明さんの乱歩賞受賞作です。
これはさすがに面白かったですね。
無実の死刑囚を再審する証拠を3ヵ月以内に見つけ出すというミッションに主人公らが挑みます。
面白かったのですが、ラストの後味はあまり良くなかったです。


本城雅人「監督の問題」講談社

------------
吉川英治新人文学賞受賞後第一作。プロ野球を引退したばかりの元スラッガー、宇恵康彦。
彼が就任したのは連続最下位の新興チーム「新潟アイビス」の監督だった。
上を見れば、短気ですぐに監督をクビにする若きオーナー。
下を見れば、キャンプ中に若手を引き連れ朝帰りするベテラン投手。
仲間であるはずのコーチたちにも諍いが……問題だらけの球団にルーキー監督が挑む!
------------

本城雅人さんの野球小説です。引退したばかりで監督になった主人公が苦闘します。
サンケイスポーツの記者だった本城さんらしく野球界の描き方はしっかりしています。
お話もななかな面白く続編も読みたいですね。


原田マハ「楽園のカンヴァス」新潮文庫

------------
ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。
そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。
持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。
ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。
------------

原田マハさんの長編小説です。
「キネマの神様」が面白かったので読んでみたのですが、これは面白かったですね。
実は原田マハさんはニューヨーク近代美術館にもいた事があるという経歴で美術に関しては専門家なんですね。
本作はルソーがテーマですが、それほど近代美術に詳しくない私にも分かりやすく面白かったです。
13階段 (講談社文庫)

13階段 (講談社文庫)

  • 作者: 高野 和明
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/08/10
  • メディア: 文庫



監督の問題

監督の問題

  • 作者: 本城 雅人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/07/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



監督の問題

監督の問題

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/07/25
  • メディア: Kindle版



楽園のカンヴァス (新潮文庫)

楽園のカンヴァス (新潮文庫)

  • 作者: 原田 マハ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/06/27
  • メディア: 文庫



楽園のカンヴァス(新潮文庫)

楽園のカンヴァス(新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/07/01
  • メディア: Kindle版



nice!(2)  コメント(0) 

君のいない食卓/旭日、遥かなり8/キネマの神様 [本]

川本三郎「君のいない食卓」新潮社

------------
「食」を語ることで、ひそやかに亡き妻を昔のことを記憶にとどめたい。
文芸・映画評論の第一人者による「食エッセイ」の名品。
------------

川本三郎さんが食について語ったエッセイです。
川本さんは連載中に奥さんを亡くしたので奥さんの思い出の話が多いですね。
やはり川本さんの文章はいいです。

横山信義「旭日、遥かなり8」C★NOVELS

------------
戦艦「伊勢」「山城」の轟沈と引き替えに、連合艦隊は最重要拠点であるトラック環礁の防衛に成功した。
しかし日本艦隊は、敵機動部隊への索敵の遅れから、引き続き防戦を強いられる。
対空装備を強化した旗艦「大和」が奮戦する中、ついに索敵機「彩雲」が米空母を発見。
皇国の窮地を救うべく、新型戦闘機「零戦三三型」と艦上爆撃機「彗星」が奇襲に向かう―。
一方、米太平洋艦隊は英艦隊と連携し艦隊決戦の構えを取る。
「大和」「武蔵」と米英両国の最強戦艦、太平洋の覇権を懸けた最終決戦の行方は!
白熱の戦記巨編、ここに完結。
------------

横山信義さんの仮想戦記シリーズ最終巻です。
現実の歴史との違いはシベリアにロシア帝国が存続している事。
7巻でトラックに押し寄せてきた米英艦隊の航空攻撃はなんとか防衛しました。
空母の戦いは日本軍の快勝に終わります。
ミッドウェイの逆パターンで米側の指揮官がミッドウェイのミッチャー提督というのが面白い。
最後は戦艦どうしの戦いになります。
相変わらず面白かったです。次回作にも期待。

原田マハ「キネマの神様」文春文庫

------------
39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。
ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。
“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。
------------

原田マハさんの長編小説です。
映画がテーマで展開が面白く、読ませました。
取り上げるた映画もなかなか良かったと思います。


君のいない食卓

君のいない食卓

  • 作者: 川本 三郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/11
  • メディア: 単行本



君のいない食卓

君のいない食卓

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/10/31
  • メディア: Kindle版



旭日、遥かなり8 (C★NOVELS)

旭日、遥かなり8 (C★NOVELS)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2018/02/25
  • メディア: Kindle版



旭日、遥かなり8 (C・NOVELS)

旭日、遥かなり8 (C・NOVELS)

  • 作者: 横山 信義
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2018/02/21
  • メディア: 新書



キネマの神様 (文春文庫)

キネマの神様 (文春文庫)

  • 作者: 原田 マハ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/05/10
  • メディア: 文庫



キネマの神様 (文春文庫)

キネマの神様 (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/05/10
  • メディア: Kindle版



nice!(3)  コメント(2) 

読んだ本、リピート/ミレニアム5/ナチスの財宝/書店ガール6 [本]

乾くるみ「リピート-WHEEL OF FORTUNE-」文春文庫

------------
もし、現在の記憶を持ったまま十カ月前の自分に戻れるとしたら――。
この夢のような「リピート」に成功し、人生の「やり直し」に臨もうとしている、年齢も職業もバラバラの十人の男女。
彼らは一人、また一人と、次々と不審な死を遂げていきます。
誰が「リピーター」を殺しているのか?
家族にも警察にも相談できないまま、独自の捜査を行う彼らが辿りついた衝撃の真相とは――。
ミステリ界の鬼才が、永遠の名作『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ傑作の登場です。
------------

最近ドラマ化もされた乾くるみさんの長編小説です。
現在の記憶を持ったまま十カ月前の自分に戻る「リピート」に巻き込まれた人々の姿を描きます。
いったいどうなるか気になり一気に読ませました。
ラストはそう来たか、、とびっくり。ただ乾くるみ作品らしく後味は良くないです。


ダヴィド・ラーゲルクランツ「ミレニアム5 復讐の炎を吐く女」早川書房

------------
リスベットは人工知能研究の世界的権威バルデルの息子の命を救った。
だが、そのときに取った行動が違法行為にあたるとされ、2カ月の懲役刑を受けた。
彼女は最高の警備を誇る女子刑務所に収容されるが、そこではギャングの一員である囚人ベニートが、美貌の女囚ファリアに暴行を加えていた。
見過ごすことのできない彼女は、囚人はおろか看守までも支配するベニートとの対決を決意する。
さらにリスベットは、元後見人のパルムグレンとの面会で、“レジストリー"なる機関の存在に気づき、自らの子供時代に大きな秘密が潜んでいることを知った。
ミカエルはリスベットから突然、レオ・マンヘイメルという人物の調査を依頼されるこの男は何者なのか?
そして、刑務所の外では、思いもよらぬ痛ましい殺人事件が起きた!
------------

映画化もされた北欧ミステリ、スティーグ・ラーソンのミレニアムシリーズの新作です。
ラーソンは3作目刊行後、急死しましたが、遺族の了解を得てダヴィド・ラーゲルクランツが続編を執筆、4巻に続いて5巻も刊行されました。
4巻はちょっと軽い感じがしましたが、5巻はより面白かったです。
前作の事件で刑務所にいるリスベットが新たに事件に巻き込まれます。
リスベットの過去もその事件と関係してきます。
ダヴィド・ラーゲルクランツは6巻まで執筆する予定だそうです。
続巻も楽しみです。


篠田航一「ナチスの財宝」講談社現代新書

------------
美術館建設の野望を抱いていたヒトラーが、各地で略奪した美術品60万点のうち、現在も未発見のナチス財宝は10万点を数える。
今なおトレジャー・ハンターたちを惹きつけてやまない有名な「琥珀の間」や、悲劇の将軍・ロンメルの財宝など「消えた宝」のゆくえを追う、まるで冒険小説のようなルポルタージュ。
ナチスと東ドイツの「亡霊」が浮かび上がってくる、教科書や歴史書には載っていないドイツ史がここに―。
------------

ナチスの財宝について篠田航一さんがまとめた新書です。
ソビエトから略奪された「琥珀の間」、ロンメルの部下が隠した財宝、などをコンパクトにまとめて読ませます。
面白かったです。


碧野圭「書店ガール6」PHP文芸文庫

------------
彩加が取手の駅中書店の店長になってから一年半、ようやく仕事が軌道に乗り始めたと感じていたところ、本社から突然の閉店を告げられる。
一方、編集者の伸光は担当作品『鋼と銀の雨が降る』のアニメ化が決定して喜ぶものの、思わぬトラブル続きとなり…。
逆境の中で、自分が働く意味、進むべき道について、悩む二人が見出した答えとは。書店を舞台としたお仕事エンタテインメント第六弾。
------------

ドラマ化もされた碧野圭さんの書店小説。シリーズ6作目です。
彩加は取手の駅中書店の閉店を告げられます。
一方編集者の小幡伸光は作品のアニメ化で思わぬトラブルに巻き込まれます。
はらはらさせますがラストは泣かせます。続巻も楽しみです。


リピート (文春文庫)

リピート (文春文庫)

  • 作者: 乾 くるみ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/11/01
  • メディア: 文庫



リピート (文春文庫)

リピート (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/11/10
  • メディア: Kindle版



ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

  • 作者: ダヴィド ラーゲルクランツ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

  • 作者: ダヴィド ラーゲルクランツ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ミレニアム 5 復讐の炎を吐く女 上 (早川書房)

ミレニアム 5 復讐の炎を吐く女 上 (早川書房)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/12/20
  • メディア: Kindle版



ミレニアム 5 復讐の炎を吐く女 下 (早川書房)

ミレニアム 5 復讐の炎を吐く女 下 (早川書房)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/12/20
  • メディア: Kindle版



ナチスの財宝 (講談社現代新書)

ナチスの財宝 (講談社現代新書)

  • 作者: 篠田 航一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/05/20
  • メディア: 新書



ナチスの財宝 (講談社現代新書)

ナチスの財宝 (講談社現代新書)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/05/20
  • メディア: Kindle版



書店ガール 6  遅れて来た客 (PHP文芸文庫)

書店ガール 6 遅れて来た客 (PHP文芸文庫)

  • 作者: 碧野 圭
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2017/07/11
  • メディア: 文庫



nice!(3)  コメント(4)