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無冠の男 松方弘樹伝/漂泊の牙/相剋の森/氷結の森 [本]

松方弘樹、伊藤彰彦「無冠の男 松方弘樹伝」講談社

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じっくりと話を聞きながら、一冊の本にまとめるつもりでした。
しかし、3度目のインタビューが終わった約2ヵ月後、松方弘樹さんは突然病魔に襲われました。
およそ1年にわたる必死の闘病を続けるも、2017年1月21日に永眠・・・あまりにも突然のお別れでした。
無冠こそ我が誇り・・・・そう自負してやまない人でした。
「最後の俳優」松方弘樹のラストインタビューです。
――独自の役者道を駆け抜けた唯一無二の俳優、松方弘樹――その熱すぎる人生を、『映画の奈落』の著者・伊藤彰彦氏が活写します。
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伊藤彰彦さんが松方弘樹さんにインタビューした評伝です。
松方さん主演の「北陸代理戦争」を取り上げた『映画の奈落』をまとめた伊藤さんは松方さんの評伝に取り掛かりました。
ですが3回のインタビュー後に松方さんは病に倒れ、今年の1月に亡くなってしまいました。
「仁義なき戦い」から始まる東映実録路線は好きで松方さんの主演映画もかなり見ました。
このインタビューでは幼いころから晩年のVシネマでの苦闘まで存分に語っています。
松方さんの冥福を祈ります。


熊谷達也「漂泊の牙」集英社文庫

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雪深い東北の山奥で、主婦が野犬とおぼしき野獣に喰い殺されるという凄惨な事件が起きた。
現場付近では、絶滅したはずのオオカミを目撃したという噂が流れる。
果たして「犯人」は生きのびたニホンオオカミなのか?
やがて、次次と血に飢えた謎の獣による犠牲者が…。
愛妻を殺された動物学者・城島の必死の追跡が始まる。
獣と人間の壮絶な闘いを描き、第19回新田次郎文学賞を受賞した傑作冒険小説
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熊谷達也さんの長編小説です。
東北に出没する謎の獣はニホンオオカミなのか?という謎で読ませますね。
熊谷さんらしい東北からの視点が面白いです。

熊谷達也「相剋の森」集英社文庫

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「山は半分殺してちょうどいい―」現代の狩人であるマタギを取材していた編集者・美佐子は動物写真家の吉本から教えられたその言葉に衝撃を受ける。
山を殺すとは何を意味するのか?人間はなぜ他の生き物を殺すのか?
果たして自然との真の共生とは可能なのか―。直木賞・山本賞受賞作『邂逅の森』に連なる「森」シリーズの第一弾。
大自然と対峙する人間たちを描いて感動を呼ぶ傑作長編。
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熊谷達也さんの森シリーズの1作目です。
2作目の『邂逅の森』から先に読んだのですが、『邂逅の森』のひ孫の世代の物語でした。
逆にこちらの主人公たちの曾祖父を描いたのが『邂逅の森』ですね。
これも熊谷さんらしい東北からの視点が面白かったです。


熊谷達也「氷結の森」集英社文庫

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日露戦争に従軍した猟師の矢一郎は故郷を離れ、樺太で過去を背負い流浪の生活を続けていた。
そんな彼を探し回る男が一人。矢一郎の死んだ妻の弟、辰治だ。
執拗に追われ矢一郎はついに国境を越える。樺太から氷結の間宮海峡を越え革命に揺れる極東ロシアへ。
時代の波に翻弄されながらも過酷な運命に立ち向かう男を描く長編冒険小説。
直木賞・山本賞ダブル受賞の『邂逅の森』に連なる“森”三部作完結編。
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熊谷達也さんの森シリーズの三部作完結編です。
日露戦争後の樺太で流浪の生活を続ける主人公の過酷な体験を描いて読ませます。
ついにはシベリアに舞台がうつりロシア革命が関わってきます。
三部作でも一番ハードな展開で面白かったです。

邂逅の森/レッドスーツ/ロックイン -統合捜査- [本]

熊谷達也 「邂逅の森」文春文庫

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秋田の貧しい小作農に生まれた富治は、伝統のマタギを生業とし、獣を狩る喜びを知るが、地主の一人娘と恋に落ち、村を追われる。
鉱山で働くものの山と狩猟への思いは断ち切れず、再びマタギとして生きる。
失われつつある日本の風土を克明に描いて、直木賞、山本周五郎賞を史上初めてダブル受賞した感動巨編。
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熊谷達也さんの長編小説です。
マタギをテーマとし直木賞、山本周五郎賞を受賞した熊谷さんの代表作といっていいでしょうね。
とにかくマタギ猟の描写が圧倒的です。
東北弁などの細かい描写もいいのですが、意外とモダンな感性も感じられて読みやすいです。
主人公の運命の展開に一気に読まされました。
これがシリーズ2作目だという事で他の2作始め熊谷作品はこれからも読みたいと思います。


ジョン・スコルジー「レッドスーツ」新☆ハヤカワ・SF・シリーズ

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銀河連邦の新任少尉ダールは、憧れの宇宙艦隊の旗艦イントレピッド号に配属される。
未知なる宇宙への冒険の旅のはじまりだ。
しかし、彼と新人仲間はすぐに艦で奇妙なことが起きていると気づく。
任務でのクルーの死亡率が異常に高いのに、艦長たち上級士官はまるで死なず、緊急時には謎の装置に頼って問題を解決しているのだ。
この世界では何が起こっているのか?
自分たちの命がなにものかに操られていると疑い、イントレピッド号の謎を解こうとするダールたちは、やがてとんでもない真実と直面することになる……。
アメリカSF界屈指の人気作家による、宇宙冒険ユーモアSF。
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ジョン・スコルジーのSF長編小説です。
スコルジーの作品はどれも面白いですが、これはその中でも良かったです。
ちょっとネタバレ気味ですが、スタートレックのパロディ小説でもあります。
それだけではなくフレドリック・ブラウンの「発狂した宇宙」の様な認識論をネタにしたSFとしても傑作です。


ジョン・スコルジー「ロックイン -統合捜査-」新☆ハヤカワ・SF・シリーズ

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意識はあるのに体をまるで動かせない「ロックイン」状態を引き起こすパンデミックが発生した後の世界。
ヘイデンと呼ばれる患者たちは、アメリカ国内で400万人以上にのぼる。
だが疫病の最初の発生から20数年後の現在、ヘイデンは脳にニューラルネットワークを埋め込み、ロボティクス技術と専用オンライン空間の利用で通常の生活を送れるようになっている。
そのひとりシェインは、ロボット「スリーブ」を操る新人FBI捜査官。
先輩捜査官とともに、ヘイデンがかかわる殺人事件の捜査にあたるのだが…。
アメリカSF界屈指の人気作家スコルジーが贈る、近未来SFサスペンス
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ジョン・スコルジーのSF長編小説です。
スコルジーの作品はどれも面白いですが、これも読ませます。
体を全く動かせなくなる後遺症を引き起こす病気が蔓延しているという設定の世界です。
主人公もその病気の後遺症でロボットを使っている刑事で、謎めいた事件を捜査する事になります。
設定をうまく生かした展開でラストは思わずそう来たかと思わせ、解決が鮮やかでした。


邂逅の森 (文春文庫)

邂逅の森 (文春文庫)




邂逅(かいこう)の森

邂逅(かいこう)の森

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/01/30
  • メディア: Kindle版



レッドスーツ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

レッドスーツ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

  • 作者: ジョン スコルジー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/02/07
  • メディア: 新書



レッドスーツ

レッドスーツ

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/02/15
  • メディア: Kindle版



ロックイン-統合捜査- (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

ロックイン-統合捜査- (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

  • 作者: ジョン スコルジー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/02/09
  • メディア: 単行本



ロックイン-統合捜査- (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

ロックイン-統合捜査- (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/02/15
  • メディア: Kindle版



アンドロイドの夢の羊/君たちが知っておくべきこと [本]

ジョン・スコルジー「アンドロイドの夢の羊」ハヤカワ文庫SF

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地球‐ニドゥ族の貿易交渉の席上で事件がおきた。
戦争につながりかねないこの問題の解決のため、ニドゥ族は代償として特別なある「羊」の調達を要求してくる。
期限は一週間。凄腕ハッカーの元兵士クリークがこの羊探しを命じられるが、謎の宗教団体に追われ、反ニドゥ勢力の暗殺者に狙われるはめに。
そして、ようやく見つけ出した羊の正体とは…。
“老人と宇宙”シリーズ著者がP・K・ディックに捧げた冒険活劇SF。
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ジョン・スコルジーのSF長編です。
『ブレードランナー』の原作のフィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」にインスパイアされたそうですが、あまりディック的ではないです。
スコルジーらしくさくさく読ませますね。
地球と同盟関係にある宇宙種族との争いに巻き込まれた主人公が奮闘します。
活劇として良くできてて読ませます。


佐藤優「君たちが知っておくべきこと」新潮社

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超難関高校生たちに伝授する世界基準の勉強法、知識の使い途、そして人生哲学。
誰も教えなかった〈エリート帝王学〉講義を完全収録!
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佐藤優さんが灘高校の高校生たちに講義した本です。
佐藤さんの該博な知識には相変わらず驚きますが、それについていく灘高生もさすがです。
佐藤さんの言う”『受験勉強は役に立たない』というのはウソ”、理系文系どちらに行くにしてもどちらの勉強も重要、というあたりは自戒もこめて納得です。
佐藤さんはたくさん本を出していますが、これは最近読んだ中でも分かりやすく面白かったです。


アンドロイドの夢の羊 (ハヤカワ文庫SF)

アンドロイドの夢の羊 (ハヤカワ文庫SF)




アンドロイドの夢の羊 (ハヤカワ文庫SF)

アンドロイドの夢の羊 (ハヤカワ文庫SF)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/10/04
  • メディア: Kindle版



君たちが知っておくべきこと: 未来のエリートとの対話

君たちが知っておくべきこと: 未来のエリートとの対話

  • 作者: 佐藤 優
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/07/29
  • メディア: 単行本



君たちが知っておくべきこと―未来のエリートとの対話―

君たちが知っておくべきこと―未来のエリートとの対話―

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/07/29
  • メディア: Kindle版



女信長/ギリシア人の物語2/宇宙軍士官学校―幕間― [本]

佐藤賢一「女信長」新潮文庫

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群雄を打ち破り、覇王となった織田信長。だが“彼”には大いなる秘密があった。
女として生れるも、父にその才を見込まれ、嫡男として育てられたのだ。
知るのは近親と臣下のごく一部のみ。
大胆な人材登用、新たな戦法の採用、楽市楽座、それらはすべて女ならではの発想によるものだった。
猛将・知将との隠された恋、そして本能寺の真相。驚天動地――新たな戦国絵巻が紐解かれる。
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佐藤賢一さんの時代小説です。信長が女だったという大胆な設定が面白いです。
現実に信長が女だったとは思いませんが、女性だったという仮説を導入する事で信長の先進性をうまく描きだしていたと思います。
強引な設定が逆に面白く読ませる小説でした。


塩野七生「ギリシア人の物語2」新潮社

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アテネに栄光をもたらした民主政の最大の敵は〝ポピュリズム〟だった――
国内の力を結集することで大国ペルシアを打破した民主政アテネ。
不世出の指導者ペリクレスの手腕により、エーゲ海の盟主として君臨し、その栄光は絶頂をむかえた。
しかし、デマゴーグが煽動するポピュリズムが台頭すると、アテネはスパルタとの不毛きわまる泥沼の戦争へと突き進んでしまうのだった――。
なぜ、かつてできたことができなくなってしまうのか。
なぜ、輝かしい栄光はまたたくまに霧散してしまったのか。
民主主義の本質をえぐりだす歴史大作。
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塩野七生さんのギリシア人の物語2巻です。
今回は前半は民主制が健全に機能するペリクレス主導下のアテネ。
その手腕によりアテネは絶頂期を迎えます。
後半はペリクレスの死後、迷走するアテネを描きます。
優れた手腕を持つルキビアデスですが、アテネの民主政が衆愚政に落ちたためもあり今ひとつ活躍できません。
ラストは苦いですね。
タイムリーというか欧米各国に扇動的政治家が登場した今、このアテネの歴史に学ぶ意義は大きいと思いました。


鷹見一幸「宇宙軍士官学校―幕間―」ハヤカワ文庫JA

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恒星反応弾が撃ちこまれてから半年後、環境作業用強化スーツを着た平泉乃愛は、降り続く豪雨の中、荒れ果てた地表で生き残った生物を必死で探していた
…生物回収チームの活躍を描く「遅れてきたノア」をはじめ、休暇中の恵一とロボのエピソード、上層部から却下されながらも、攻勢偵察部隊の研究を続けるケイローン軍将校の物語など、第1部と第2部とをつなぐ五中短篇を収録。
シリーズのすべてがわかる「大事典」も掲載!
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鷹見一幸さんのミリタリーSFシリーズ外伝です。
前巻で第1部完結し、この巻では粛清者との戦いの中での主人公らのエピソードや、前巻終了後の地球環境を回復させようとするチームの物語、そして第2部に続くケイローン軍将校の物語が語られます。
どれも面白かったですが、第2部につながる最後のエピソードが一番良かったかな。

女信長 (新潮文庫)

女信長 (新潮文庫)




ギリシア人の物語II 民主政の成熟と崩壊

ギリシア人の物語II 民主政の成熟と崩壊

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/01/27
  • メディア: 単行本



ギリシア人の物語I 民主政のはじまり

ギリシア人の物語I 民主政のはじまり

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/12/18
  • メディア: 単行本



宇宙軍士官学校―幕間(インターミッション)―― (ハヤカワ文庫JA)

宇宙軍士官学校―幕間(インターミッション)―― (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 鷹見 一幸
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/03/23
  • メディア: 新書



宇宙軍士官学校―幕間(インターミッション)― (ハヤカワ文庫JA)

宇宙軍士官学校―幕間(インターミッション)― (ハヤカワ文庫JA)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/03/25
  • メディア: Kindle版



黄色いマンション黒い猫/ぐうたら上等/虹色にランドスケープ [本]


小泉今日子「黄色いマンション黒い猫」スイッチパブリッシング

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1982年のデビュー以来、歌手、女優として、映画、舞台、テレビ、CM、そして執筆と活動の幅を広げながら、そのすべてを支持され、時を経てもぶれることのない圧倒的な存在感を放つ、小泉今日子。
本書は、彼女が十代の頃から親しみ、かつては住んでいたこともある原宿の町を再び歩き、変わり続ける街並に彼女の半世の思い出を重ねながら、9年間にわたって書き綴った自伝的エッセイ集です。
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小泉今日子さんの自伝的エッセイ集です。
デビューしてしばらく住んだ原宿の話や、家族との話、離婚してしばらく暮した猫の話など、どれも面白いですね。
和田誠さんのイラストの表紙もいいですね。


中野翠「ぐうたら上等」毎日新聞出版

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偉大なるSMAP/夜ふけの錦織/長嶋になれなかった男/渡辺謙の精神力/ディカプリオに唸る/琴奨菊の美人妻/原節子伝説/宇良のスター性/希望の星・文菊/さようなら、永さん/純文学「コンビニ人間」/代走・鈴木尚広(巨人)/トランプのバイ菌恐怖症/野坂さんの生命力/三島最後の手紙/老練スピルバーグ/
毎年恒例、『サンデー毎日』連載「満月雑記帳」2016年版。
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サンデー毎日連載の中野翠さんのエッセイ、2016年版です。
中野さんのエッセイは面白いのですが、特に映画の感想に関しては割とモヤモヤする事が多いです。
1映画ファンとして言わせてもらうとあまりにも狭量というか。
今回は割とそういう所は少なかったので楽しく読みました。
落語家の文菊さんの話もちょっとあります。


熊谷達也「虹色にランドスケープ」文春文庫

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勤めていた会社を解雇され再就職もままならず、自分の保険金で妻子の生活費を捻出しようと、バイクの事故を装って自殺を図るために北海道にツーリングに出かける男(「旅の半ばで」)など、ヴィンテージ・バイクと、それらにかかわる無器用で、それでも必死に己の人生を生きる男女7人の姿を描く、連作短篇集。
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熊谷達也さんのバイクをテーマとした連作短篇集です。
それぞれの短編の主人公が他の作品とつながっていたり、脇役で登場した人物が主人公になったりとつながりが面白いです。
1話から登場した人物たちが意外な結末を迎える最終話までさすが熊谷さん読ませました。
バイクファンには各話に登場するバイクも楽しいのでしょうね。


黄色いマンション 黒い猫 (Switch library)

黄色いマンション 黒い猫 (Switch library)

  • 作者: 小泉今日子
  • 出版社/メーカー: スイッチパブリッシング
  • 発売日: 2016/04/15
  • メディア: 単行本



ぐうたら上等

ぐうたら上等

  • 作者: 中野 翠
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2016/12/14
  • メディア: 単行本



ぐうたら上等

ぐうたら上等

  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2016/12/15
  • メディア: Kindle版



虹色にランドスケープ (文春文庫)

虹色にランドスケープ (文春文庫)

  • 作者: 熊谷 達也
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/10/10
  • メディア: 文庫



虹色にランドスケープ

虹色にランドスケープ

  • 作者: 熊谷 達也
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/10/25
  • メディア: 単行本



アラビアの夜の種族/特殊警備隊ブラックホーク/イン・ザ・プール/空中ブランコ/町長選挙/オリンピックの身代金 [本]

古川日出男「アラビアの夜の種族」角川文庫

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聖遷暦1213年。偽りの平穏に満ちたエジプト。迫り来るナポレオン艦隊、侵掠の凶兆に、迎え撃つ支配階級奴隷アイユーブの秘策はただひとつ、極上の献上品。
それは読む者を破滅に導き、歴史を覆す書物、『災厄の書』―。
アイユーブの術計は周到に準備される。権力者を眩惑し滅ぼす奔放な空想。物語は夜、密かにカイロの片隅で譚り書き綴られる。
「妖術師アーダムはほんとうに醜い男でございました…」。驚異の物語。
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古川日出男さんの長編小説です。
ナポレオンの軍隊がエジプトに迫る中、奴隷のアイユープは対抗するために恐るべき物語を生みだそうとします。
それは妖術師アーダムに始まる長い長い物語でした。
古川さんの語る物語はまさにマジックリアリズム。
ある有名なゲームも引用され読み始めると止まりません。
物語は驚くべき決着を迎えます。


福田和代「特殊警備隊ブラックホーク」幻冬舎

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元プロボクサーの最上光一が警備会社「ブラックホーク」に入社する。
VIP警備専門の先鋭チーム須藤に配属されるも、チームメイトたちとなかなかうまく馴染めない。
ロポット研究者、民権党の幹事長、大企業の社長など、金にものを言わせる大物たちを警護するうちに「ブラックホーク」の存在自体に疑問をもち始める。
そんなとき、「ブラックホーク」の天敵であるテロリスト集団クーガのメンバーに、昔の幼なじみの顔を見つける。
その男は、最上を助けるために人を殺め、プロボクサーになる夢をあきらめたのだった。
最上は己の過去と訣別することができるのか。そして、チーム須藤の真のメンバーになれるのか。
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福田和代さんの長編小説です。
治安が悪化した近未来の東京。主人公最上は警備会社「ブラックホーク」に入社します。
治安の悪化により警備会社にも銃器の所持が認められていました。
福田作品は始めて読みました。
キャラクターも印象的でお話も面白かったのですが、ラストが、いかにも続編がありそうな終わり方でそれがちょっと残念でした。


奥田英朗「イン・ザ・プール」文春文庫

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「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。
プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。
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映像化もされた奥田英朗さんの伊良部シリーズの1作目です。
変わった悩みをかかえる患者たちを医師の伊良部が治療するのですが、、
伊良部のキャラクターが強烈です。面白かったです。


奥田英朗「空中ブランコ」文春文庫

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傑作『イン・ザ・プール』から二年。伊良部ふたたび!
ジャンプがうまくいかないサーカス団の団員、先端恐怖症のヤクザ……。
精神科医伊良部のもとには今日もおかしな患者たちが訪れる。
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奥田英朗さんの伊良部シリーズの2作目。
変わった患者達を医師の伊良部が不思議な治療方法で振り回すうちになぜか快方に向かうというパターンの話ですが、なかなか面白いです。


奥田英朗「町長選挙」文春文庫

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町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。
そこは住民の勢力を二分する町長選挙の真っ最中で、なんとか伊良部を自陣営に取り込もうとする住民たちの攻勢に、さすがの伊良部も圧倒されて…なんと引きこもりに!?
泣く子も黙る伊良部の暴走が止まらない、絶好調シリーズ第3弾。
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奥田英朗さんの伊良部シリーズの3作目。
表題作は伊良部が赴任した島の町長選挙に巻き込まれるという話です。
島の極端な選挙が面白いです。


奥田英朗「オリンピックの身代金」上下 角川文庫

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小生 東京オリンピックのカイサイをボウガイします―兄の死を契機に、社会の底辺ともいうべき過酷な労働現場を知った東大生・島崎国男。
彼にとって、五輪開催に沸く東京は、富と繁栄を独占する諸悪の根源でしかなかった。
爆破テロをほのめかし、国家に挑んだ青年の行き着く先は?
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スペシャルドラマ化もされた奥田英朗さんの東京オリンピックをめぐるサスペンス小説です。
爆破犯、犯人を追う刑事、その周辺の人々を描いて読ませます。
途中の展開も面白いのですが、最後のオリンピックの開会式会場での対決がサスペンスが効いてはらはらさせます。
面白かったです。


アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)

アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)

  • 作者: 古川 日出男
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 文庫



アラビアの夜の種族〈2〉 (角川文庫)

アラビアの夜の種族〈2〉 (角川文庫)

  • 作者: 古川 日出男
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 文庫



アラビアの夜の種族 III (角川文庫)

アラビアの夜の種族 III (角川文庫)

  • 作者: 古川 日出男
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2006/07/22
  • メディア: 文庫



特殊警備隊ブラックホーク 狙われた潜入捜査官 (幻冬舎plus+)

特殊警備隊ブラックホーク 狙われた潜入捜査官 (幻冬舎plus+)

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/10/07
  • メディア: Kindle版



標的 特殊警備隊ブラックホーク (幻冬舎文庫)

標的 特殊警備隊ブラックホーク (幻冬舎文庫)

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2015/02/10
  • メディア: Kindle版



イン・ザ・プール (文春文庫)

イン・ザ・プール (文春文庫)

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/03/10
  • メディア: 文庫



空中ブランコ (文春文庫)

空中ブランコ (文春文庫)

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/01/10
  • メディア: 文庫



町長選挙 (文春文庫)

町長選挙 (文春文庫)

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/03/10
  • メディア: 文庫



オリンピックの身代金(上) (角川文庫)

オリンピックの身代金(上) (角川文庫)

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/09/23
  • メディア: 文庫



オリンピックの身代金(下) (角川文庫)

オリンピックの身代金(下) (角川文庫)

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/09/23
  • メディア: 文庫



ゲームセットにはまだ早い/マイルズの旅路 [本]

須賀しのぶ「ゲームセットにはまだ早い」幻冬舎

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クビを宣告されたプライドばかり高いエース、過去から逃れられない元プロ野球選手、夢と家族の間で葛藤するキャプテン…。
ひとりの監督との出会いが、そんな問題だらけの社会人野球チームに奇跡を起こす。
元気と勇気が湧いてくる大人のための、読む栄養ドリンク
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須賀しのぶさんはコバルトのライトノベル時代に友人に借りて愛読していました。
最近は一般文芸に舞台を移し、大藪春彦賞を受賞したり直木賞候補になるなど活躍していますが、読んでいませんでした。
本作で久々に須賀作品を読んでみましたが、いいですね。
社会人野球チームを描いて読ませます。
キャラクターがみな良く、社会人野球の過酷さも良く描かれていたと思います。


ロイス・マクマスター・ビジョルド「マイルズの旅路」創元SF文庫

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皇帝直属聴聞卿マイルズは途方に暮れていた。
皇帝の命で、“キボウダイニ"と呼ばれる惑星で人体冷凍術の蘇生会社主催の会議に参加したところ、反乱分子らしき連中に誘拐されてしまったのだ。
誘拐犯の手からは逃れたものの、地下に広がる冷凍睡眠施設で迷ってしまい、偶然出会った少年ジンに助けられた。
ジンの母親は何らかの事情で強制的に冷凍睡眠させられているらしい。
この惑星で何が起きているのか? 大人気のシリーズ最新刊。
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ビジョルドのマイルズシリーズの最新刊です。相変わらず読ませますね。
マイルズは“キボウダイニ"という惑星で誘拐され逃げ出した所で少年に助けられます。
キボウダイニは日本をルーツとする植民惑星で訳者をヒントとするアヤコというキャラクターも
登場します。
前半は苦闘するマイルズですが、後半は弟のマークなども協力し陰謀と対決します。
シリーズのファンにはおなじみの人物の消息にも触れられています。
ラストにはマイルズにとっても大きな出来事があります。
一応、マイルズシリーズとしては現時点では最後ですが、創元のサイトによると外伝のマイルズの母のコーデリアの話を出すようです。
訳者のあとがきによると次は五神教シリーズを訳す予定だそうなのでその次かな。

三鬼/永い言い訳/旭日、遥かなり4 [本]

宮部みゆき「三鬼 三島屋変調百物語四之続」日本経済新聞出版

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江戸の洒落者たちに人気の袋物屋、神田の三島屋は“お嬢さん"のおちかが一度に一人の語り手を招き入れての変わり百物語も評判だ。
訪れる客は、村でただ一人お化けを見たという百姓の娘に、夏場はそっくり休業する絶品の弁当屋、山陰の小藩の元江戸家老、心の時を十四歳で止めた老婆。
亡者、憑き神、家の守り神、とあの世やあやかしの者を通して、せつない話、こわい話、悲しい話を語りだす。
「もう、胸を塞ぐものはない」それぞれの客の身の処し方に感じ入る、聞き手のおちかの身にもやがて心ゆれる出来事が……
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宮部みゆき版「百物語」。「おそろし」「あんじゅう」「泣き童子」に続く4作目。
シリーズですが、出版社は4冊とも違うんですね。
4話とも読み応えがあります。4話目でおちかの身にも大きな出来事が起きます。
そう来たか。去る人もあれば新しく登場し今後おちかに大きく関わって来るらしい人もあり、続巻が楽しみです。


西川美和「永い言い訳」文藝春秋

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長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓。
悲しさを“演じる”ことしかできなかった津村は、同じ事故で母親を失った一家と出会いはじめて夏子と向き合い始めるが…。
突然家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか。
人間の関係の幸福と不確かさを描いた感動の物語。
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映画監督でもある西川美和さんが書いた小説です。
昨年西川さんにより映画化されて見ています。
なので映画と比較しながら読みましたが、映画とは違い主人公津村をめぐる色々な人の視点で物語は進みます。
映画よりは主人公の津村に共感できました。
映画では描かれなかった部分も細かく描かれて面白かったです。


横山信義「旭日、遥かなり4」C★NOVELS

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連合艦隊はマーシャル沖の海戦に勝利。加えてフィリピンの制圧を果たし、南方作戦を完了した。
日本軍は損傷艦の修理、搭乗員の補充を行い戦力の回復を図る。
その最中、戦艦「大和」の慣熟訓練が終了した。
連合艦隊長官・山本五十六は、世界最大戦艦の戦力を背景に、米国との早期講和を狙うが…。
一方、欧州では新たな攻勢が始まっていた。
ロシア軍はソ連領のイルクーツクを占領し、ドイツ軍も最重要拠点である不凍港・ムルマンスクを猛攻。
ソ連は重大な危機に直面する。風雲急を告げる世界情勢の中、ウェーク島に米爆撃機“ドーントレス”の影が迫る―!
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横山信義さんの仮想戦記シリーズ4巻です。
現実の歴史との違いはシベリアにロシア帝国が存続している事。
前巻では日米の重巡、戦艦などの主力艦隊が激突しました。
結果は日本軍の勝利といって良かったのですが、日本側の損傷も大きく戦力回復を図っていました。
大打撃を受けて行動を起こさないと思われていた米軍は意外にも攻勢をかけてきます。
日本海軍は受けて立ちますが、、
さすが横山さん、読ませますね。次巻が楽しみです。


三鬼 三島屋変調百物語四之続

三鬼 三島屋変調百物語四之続




永い言い訳 (文春文庫)

永い言い訳 (文春文庫)

  • 作者: 西川 美和
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/08/04
  • メディア: 文庫



永い言い訳 (文春文庫)

永い言い訳 (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/08/04
  • メディア: Kindle版



旭日、遥かなり4 (C・NOVELS)

旭日、遥かなり4 (C・NOVELS)

  • 作者: 横山 信義
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/02/19
  • メディア: 新書



旭日、遥かなり4 (C★NOVELS)

旭日、遥かなり4 (C★NOVELS)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/02/25
  • メディア: Kindle版



スカウト・バトル/マージナル・オペレーション空白の一年/シネマ狂躁曲 [本]

本城雅人「スカウト・バトル」講談社文庫

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怪物スカウトの堂神は、他球団Gを逆指名している学生の強行獲得に乗り出すが、真の狙いはGの弱みを握ることだった。
獲得すること、選ばれることが勝利とは限らない。プロスカウト達の息詰まる攻防と、翻弄される選手らの命運に光をあてた傑作6編
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本城雅人さんのプロ野球のスカウトを題材にした小説の続編です。今回は短編集。
どれも魅力的な導入から鮮やかなラストまで読ませます。続編も期待です。


芝村裕吏「マージナル・オペレーション空白の一年」講談社

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村はアラタの指揮した戦闘で燃え、ジブリールたちは故郷を失った。
子供たちを引き連れたアラタは、サマルカンドを経由し、イラン――かつてのペルシャを目指す。
途次、シベリア共和国によると思われる不可解な襲撃を受け、目減りする資金を睨みながらも、一行を乗せた中古のバスは砂漠をひた走る。
日本篇までの空白の一年に何があったのか。いま、ジブリールの視点から、全てが明かされる。
芝村裕吏×しずまよしのりのタッグが贈る大ヒットシリーズ、再び砂漠の地へ――!
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芝村裕吏さんの長編小説の外伝です。
本編1巻と2巻の間の話。子供たちの視点なのが新鮮でした。
「遥か凍土のカナン」とのリンクもあり面白かったです。


梁石日「シネマ狂躁曲」光文社文庫

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原作者として、役者として、在日作家のソン・ヨンスが関わった映画制作の現場は、映画の魅力に取り憑かれた人間たちの修羅の巷だった。
日韓の流儀が対立する撮影現場での諍いや、背を焼くような資金繰りの苦労。
完成するのか、しないのか。極限の人生を生きる梁石日だけが描き得る、驚天動地の人間ドラマ
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梁石日さんが自身の小説が映画化されたり、役者として映画に関わった体験を元に書いた小説です。
細かい所は変更されているのでしょうが、ほとんどは事実に忠実でこれはあの映画だとかあの監督だとか分かります。
映画の世界は本当に大変ですね。面白かったです。


スカウト・バトル (講談社文庫)

スカウト・バトル (講談社文庫)




スカウト・バトル (講談社文庫)

スカウト・バトル (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/07/15
  • メディア: Kindle版



マージナル・オペレーション 空白の一年(上) (星海社FICTIONS)

マージナル・オペレーション 空白の一年(上) (星海社FICTIONS)

  • 作者: 芝村 裕吏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/09/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



マージナル・オペレーション 空白の一年(下) (星海社FICTIONS)

マージナル・オペレーション 空白の一年(下) (星海社FICTIONS)

  • 作者: 芝村 裕吏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/03/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



シネマ狂躁曲 (光文社文庫)

シネマ狂躁曲 (光文社文庫)

  • 作者: 梁 石日
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/07/09
  • メディア: 文庫



感染遊戯/ブルーマーダー/インデックス/彷徨える艦隊11 [本]

誉田哲也「感染遊戯」光文社文庫

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ガンテツこと勝俣。『シンメトリー』/「過ぎた正義」の倉田。警視庁捜査一課姫川班最若手だった葉山。
三人がそれぞれに手がけた事件は、規模も様相もさまざま。
しかし、一つだけ共通点があった。それは、犯人が被害者の個人情報をなんらかの形で手に入れていること。
事件の背後には何が
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誉田哲也さんの映像化もされた姫川シリーズの5作目です。
今回は姫川が登場しない番外編。
ガンテツこと勝俣、短編に登場した倉田、そして姫川班最若手だった葉山の関わった事件には共通点がありました。
3話が最後に有機的につながるという構成です。
さすが、誉田さんは読ませますね。


誉田哲也「ブルーマーダー」光文社文庫

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池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。
さらに半グレ集団のOBと不良中国人が同じ手口で殺害される。
池袋署の形事・姫川玲子は、裏社会を恐怖で支配する怪物の存在に気づく―。
圧倒的な戦闘力で夜の街を震撼させる連続殺人鬼の正体とその目的とは?
超弩級のスリルと興奮!大ヒットシリーズ第六弾。
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誉田哲也さんの姫川シリーズの6作目です。
池袋署に異動した姫川は池袋での連続殺人鬼と対決します。
所轄でも姫川のアクティブな行動力は変わりません。
ちょっとグロいですがさすがに面白かったです。


誉田哲也「インデックス」光文社

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池袋署強行犯捜査係担当係長・姫川玲子。所轄に異動したことで、扱う事件の幅は拡がった。
行方不明の暴力団関係者。巧妙に正体を隠す詐欺犯。売春疑惑。路上での刺殺事件…。
終わることのない事件捜査の日々のなか、玲子は、本部復帰のチャンスを掴む。
気になるのは、あの頃の仲間たちのうち、誰を引っ張り上げられるのか―。
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誉田哲也さんの姫川シリーズの7作目です。今回は短編集。
姫川は池袋署で様々な事件を追います。後半、姫川は本部に復帰する事になります。
今後の姫川班復活の含みもあり続きが楽しみです。


ジャック・キャンベル「彷徨える艦隊11」ハヤカワ文庫SF

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シンディックとの境界宙域の星系を理由もなく攻撃した黒い艦隊を追い、ヴァランダル星系へとジャンプしたギアリーの艦隊は、星系内の監視システムを混乱させ、アンバルー宇宙ステーションを破壊しようとした黒い艦隊をかろうじて撃破した。
だが、この黒い艦すべてを葬らないかぎり、アライアンスの平和は訪れない。
ギアリーは黒い艦隊の秘密基地を突きとめ、破壊することを決意するが……戦争SFの最高峰、第2部堂々完結。
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ジャック・キャンベルのミリタリーSFシリーズの11巻です。
今回で第2部完結。その後本編の続きは書かれていず、アライアンスとシンディックの戦争が始まった時代の前史を書くそうです。
最近の展開は外伝の方が面白いですが、さすがはキャンベル、今回も黒い艦隊との戦いを見事に描いて面白かったです。


感染遊戯 (光文社文庫)

感染遊戯 (光文社文庫)




感染遊戯 警部補 姫川玲子 (光文社文庫)

感染遊戯 警部補 姫川玲子 (光文社文庫)

  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2013/11/20
  • メディア: Kindle版



ブルーマーダー (光文社文庫)

ブルーマーダー (光文社文庫)

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2015/06/11
  • メディア: 文庫



ブルーマーダー 警部補 姫川玲子 (光文社文庫)

ブルーマーダー 警部補 姫川玲子 (光文社文庫)

  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2015/06/20
  • メディア: Kindle版



インデックス

インデックス

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2014/11/14
  • メディア: 単行本



彷徨える艦隊11 巡航戦艦レビヤタン (ハヤカワ文庫SF)

彷徨える艦隊11 巡航戦艦レビヤタン (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: ジャック・キャンベル
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/10/21
  • メディア: 文庫



彷徨える艦隊 11 巡航戦艦レビヤタン (ハヤカワ文庫SF)

彷徨える艦隊 11 巡航戦艦レビヤタン (ハヤカワ文庫SF)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/10/25
  • メディア: Kindle版



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