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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 [映画]

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を見ました。

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『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングが映画の脚本に初参加し、『リリーのすべて』などのエディ・レッドメインらが出演したファンタジー。
不思議な生き物たちが詰まったトランクを手にイギリスからニューヨークに渡った魔法動物学者が、そのうち数匹を逃がしたことから始まる大騒動を描く。
『スティーブ・ジョブズ』などのキャサリン・ウォーターストンらが出演。
アメリカを舞台に魔法動物学者と仲間たちが巻き起こす旋風に興奮する。
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『ハリー・ポッター』のJ・K・ローリングのオリジナル脚本の映画化です。吹替え版で見ました。
シリーズは5部作になるそうです。
1926年のニューヨークに魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが降り立つ所から物語は始まります。
色々あって魔法使いのティナとクイニー、人間のジェイコブと逃げ出した魔法動物を追います。
一方、グリンデルバルドという闇の魔法使いの暗躍、黒い影によってニューヨークの街が破壊される謎とも戦う事になります。
エディ・レッドメインのスキャマンダーもいいですが、脇の3人がなかなかいいです。
特に人間のジェイコブ役のダン・フォグラー、魔法使いのクイニー役のアリソン・スドルが良かった。
最後のジョニー・デップの特別出演も楽しい。
アメリカが舞台ですし、「ハリー・ポッター」と直接は関係しませんが、色々と背景が共通しているのが楽しかったです。

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監督 デヴィッド・イェーツ
脚本・原作・製作 J・K・ローリング
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード

ニュート・スキャマンダー - エディ・レッドメイン(宮野真守)
ポーペンティナ(ティナ)・ゴールドスタイン - キャサリン・ウォーターストン(伊藤静)
クイニー・ゴールドスタイン - アリソン・スドル(遠藤綾)
ジェイコブ・コワルスキー - ダン・フォグラー(間宮康弘)
パーシバル・グレイブス - コリン・ファレル(津田健次郎)
メアリー・ルー・ベアボーン - サマンサ・モートン(佐々木優子)
クリーデンス・ベアボーン - エズラ・ミラー(武藤正史)
セラフィーナ・ピッカリー - カルメン・イジョゴ(深見梨加)
ヘンリー・ショー・シニア - ジョン・ヴォイト(堀勝之祐)
ナーラク - ロン・パールマン
モデスティ・ベアボーン - フェイス・ウッド=ブラグローブ
チャスティティ・ベアボーン - ジェン・マレー
ギルバート・ビングリー - ピーター・ブライトメイヤー
レッド - ダン・ヘダヤ
アバーナシー - ケビン・ガスリー
ラングドン・ショー - ローナン・ラフテリー
ヘンリー・ショー・ジュニア - ジョシュ・カウドリー
エスポジート夫人 - エリー・ハディントン
ハインリッヒ・エーバーシュタット - Martin Oelbermann
Ya Zhou - ジェンマ・チャン
Momolou Wotorson - クリスチャン・ディクソン
ベリル - ウンミ・モサク
リタ・レストレンジ - ゾーイ・クラヴィッツ
ゲラート・グリンデルバルド - ジョニー・デップ (平田広明)

壇蜜日記3/大人のための昭和史入門 [本]

壇蜜「泣くなら、ひとり 壇蜜日記3」文春文庫

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〝35歳の壇蜜〟という、類い稀なるキャラクターのリアルがここにある!
2015年7月~16年7月までの書き下し日記のほか、竹取物語をベースにした、壇蜜初の短篇小説「光ラズノナヨ竹」を特別収録。
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壇蜜のエッセイ日記3冊目です。淡々とした文章がなかなかいいです。
初短篇「光ラズノナヨ竹」も収録。
色々と赤裸々に書いている様で演技している感じも面白いです。


半藤一利、出口治明、水野和夫、保阪正康、佐藤優、他「大人のための昭和史入門」文春新書

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「戦争はいけない」「軍部が悪玉だった」「指導者が愚かだった」――歴史はそんな悪玉、善玉の二元論では語れません。昭和の日本がたどった戦争の時代16のテーマを、社会のダイナミズムを知る大人ならではの歴史観で読み解く、昭和史再入門の決定版!
現代最強の知性19人が論じつくします。
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半藤一利をはじめとする様々な人が論じる昭和史。
全く知らない事というのはありませんでしたが、なかなか面白かったです。
2.26事件を佐藤優さんが論じた所が個人的には面白かったです。


泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 (文春文庫 た 92-3)

泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 (文春文庫 た 92-3)




泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 (文春文庫)

泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/10/07
  • メディア: Kindle版



大人のための昭和史入門 (文春新書)

大人のための昭和史入門 (文春新書)

  • 作者: 半藤 一利
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/08/20
  • メディア: 単行本



オケ老人! [映画]

「オケ老人!」を見ました。

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「ちょんまげぷりん」「探検隊の栄光」などで知られる人気作家、荒木源の小説を基にした音楽ドラマ
老人ばかりのアマチュアオーケストラに入団してしまった女性が、ライバル楽団との対立などを通して音楽の素晴らしさをかみしめる。
メガホンを取るのは、コントユニット「男子はだまってなさいよ!」を率いる演出家・脚本家で、映画監督としても『ぱいかじ南海作戦』などを手掛けてきた細川徹。
個性あふれるオーケストラ団員とヒロインのコミカルなやりとりに加え、全編にわたって響き渡るクラシックの名曲にも注目。
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杏主演のオーケストラを題材にした映画です。
コンサートで感動した主人公がオーケストラに入団しますが、それは間違いで老人ばかりのオーケストラでした。
演奏者として入団するのですが、笹野高史演じる指揮者が病に倒れた事から指揮者になります。
前半は主人公が本来入団したかったオーケストラでバイオリン奏者として掛け持ちしたりと色々とあります。
後半は指揮者として今いるオーケストラを育てるという展開になります。
ちょっとベタですが面白かったですね。
主演の杏は当然いいのですが、個人的にいいなと思ったのは黒島結菜。
大河の頃から好きでしたが、本作でもとてもいいです。
笹野高史らの老人俳優陣もいいですね。
喜多道枝さんが印象的でしたが、『フランダースの犬』のネロ役などの声優でもあるそうです。

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監督・脚本 細川徹
原作 荒木源
音楽 渡邊崇

小山千鶴:杏
野々村和音:黒島結菜
坂下くん:坂口健太郎
野々村秀太郎:笹野高史
及川さん(クラさん):左とん平
花田富雄(トミー):小松政夫
花田昌江(マーサ):藤田弓子
戸山(棟梁):石倉三郎
清水真弓(真弓センセイ):茅島成美
宮崎しま子(しま子):喜多道枝
竹岡亮吉(ラバウルさん):森下能幸
大沢コーイチ:萩原利久
フィリップ・ロンバール:フィリップ・エマール
アリノ(通訳):飛永翼
大沢義郎:光石研

姉・米原万里 思い出は食欲と共に/凍/我が名は切り裂きジャック [本]

井上ユリ「姉・米原万里 思い出は食欲と共に」文藝春秋

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プラハでのソビエト学校時代を共に過ごし、最後まで近くで看取った妹、井上ユリ氏(故・井上ひさし夫人)が綴る、姉・米原万里の思い出。
ロシア語通訳であり、その体験を生かして綴ったエッセイやノンフィクションで読売文学賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した米原万里氏は、食べることが大好きだった。
その食べる速度の速さも量も、実は父親ゆずり。米原家の血なのか!?
プラハの小学校時代、レーニンの映画を観ては一緒にじゃがいもと卵をゆでて貪り、のちに椎名誠を読んでは時間差でカツ丼を食べに走り、姉・万里の思い出はいつも食べ物と分かちがたく結びついている。
プラハの黒パン、ソーセージ、鶏卵素麺、チェコの森のキノコ、父の味・母の味、「旅行者の朝食」や「ハルヴァ(トルコ蜜飴)」など、食をめぐる名エッセイの舞台裏を明かす、米原ファン垂涎の一冊。
2016年5月で没後10年となる米原万里の著作を振り返りつつ、新たなエピソードを紹介するユニークな回想録。
家族の蔵出し写真も多数収録。
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井上ユリさんが姉・米原万里さんの思い出を語った本です。
ユリさんは料理研究家で井上ひさしさんの2番目の奥さんでもあります。
万里さんとのプラハの小学校時代、通訳、作家としての活躍などを著作の内容も引用しつつ詳しく語っています。
面白かったです。


沢木耕太郎「凍」新潮文庫

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最強のクライマーとの呼び声も高い山野井泰史。
世界的名声を得ながら、ストイックなほど厳しい登山を続けている彼が選んだのは、ヒマラヤの難峰ギャチュンカンだった。
だが彼は、妻とともにその美しい氷壁に挑み始めたとき、二人を待ち受ける壮絶な闘いの結末を知るはずもなかった――。
絶望的状況下、究極の選択。鮮かに浮かび上がる奇跡の登山行と人間の絆、ノンフィクションの極北。
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沢木耕太郎さんが、山野井泰史・妙子夫妻のヒマラヤのギャチュンカン氷壁登頂を描いたノンフィクションです。
夫妻の登山を始めるまでの経緯や出会い、それまでの登山の実績を分かりやすくまとめて、いよいよ壮絶な登頂について語られます。
さすがは沢木さん、読ませますね。面白かったです。


スティーヴン・ハンター「我が名は切り裂きジャック」上下 扶桑社ミステリー

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1888年8月31日、ロンドンのホワイトチャペル地区イーストエンド。
弦月の夜、男は誘い込んだ娼婦の喉を切り裂き、腹をえぐり、内臓を引き出した。
事件の発生を聞きつけた夕刊紙“スター”の記者ジェブは、早速現地に向かい惨死体を目の当たりにして、他社に先んじてスクープをとる。
その後も凄惨な凶行を次々と重ねてゆく恐るべき殺人鬼。
ジェブは、とあるパーティで知り合った音声学の碩学デア教授に推理面での協力を得ながら、犯人の正体を暴きだすべく、事件の調査にのめりこんでゆく…
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スワガーシリーズのスティーヴン・ハンターの新作は切り裂きジャックがテーマです。
夕刊紙の記者の主人公は事件の捜査に乗り出します。
主人公の手記、ジャックの日記で交互に事件がつづられます。
主人公の意外な正体、事実に即した事件の描写、そして犯人の正体が明らかになるまで一気に読ませました。
姉・米原万里 思い出は食欲と共に

姉・米原万里 思い出は食欲と共に

  • 作者: 井上 ユリ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/05/14
  • メディア: 単行本



姉・米原万里 思い出は食欲と共に (文春e-book)

姉・米原万里 思い出は食欲と共に (文春e-book)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/05/15
  • メディア: Kindle版



凍 (新潮文庫)

凍 (新潮文庫)

  • 作者: 沢木 耕太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/10/28
  • メディア: 文庫



我が名は切り裂きジャック(上) (扶桑社ミステリー)

我が名は切り裂きジャック(上) (扶桑社ミステリー)

  • 作者: スティーヴン ハンター
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2016/04/30
  • メディア: 文庫



我が名は切り裂きジャック(下) (扶桑社ミステリー)

我が名は切り裂きジャック(下) (扶桑社ミステリー)

  • 作者: スティーヴン ハンター
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2016/04/30
  • メディア: 文庫



我が名は切り裂きジャック(上) (扶桑社BOOKSミステリー)

我が名は切り裂きジャック(上) (扶桑社BOOKSミステリー)

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2016/04/28
  • メディア: Kindle版



我が名は切り裂きジャック(下) (扶桑社BOOKSミステリー)

我が名は切り裂きジャック(下) (扶桑社BOOKSミステリー)

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2016/04/28
  • メディア: Kindle版



新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟 [映画]

地上波で放映された「新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟」を録画で見ました。

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モンゴルの広大な砂漠。そこで伝説の秘宝を探すデビッドは、車の故障で立ち往生している女医のアリシアと出会う。
助ける代わりにお金を要求するデビッドにアリシアは嫌悪感を。
しかし謎の伝染病に苦しむ村へ向かうためにアリシアは彼の要求を受け入れる。
仲たがいを続けるふたりだったが、恐ろしい生物から逃れるために協力をすることに。
それはその地に古くから伝わる“モンゴリアン・デス・ワーム”であった!
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「トレマーズ」シリーズが好きなので録画して見たのですが、どうもトレマーズとは無関係だそうです。
まあこれはこれでなかなか面白かったです。
もちろん傑作「トレマーズ」の1作目とは比べようもないですが。
モンゴルにジンギスカンの宝を守るモンゴリアン・デス・ワームが出るという話ですが、どう見てもモンゴルじゃなくてアメリカでロケしているのもご愛嬌。
ドラマ的にはなかなか良かったのですが、肝心のモンスター造形が弱いです。

監督: スティーヴン・R・モンロー
出演: ショーン・パトリック・フラナリー, ドリュー・ウォーターズ, ジョージ・チェン, ヴィクトリア・プラット

ジャック・リーチャー NEVER GO BAC [映画]

「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」を見ました。

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リー・チャイルドの小説を実写化したアクション『アウトロー』の続編。
かつてアメリカ軍の優秀な秘密捜査官だったが、今は放浪生活を送る男ジャック・リーチャーが、巨大な陰謀に挑む。
監督は、『ラスト サムライ』などのエドワード・ズウィック。
前作に引き続いてトム・クルーズが主演を務め、『アベンジャーズ』シリーズなどのコビー・スマルダーズやテレビドラマ「プリズン・ブレイク」シリーズなどのロバート・ネッパーらが脇を固める。
ド派手な見せ場の数々や、トムのアクションも痛快。
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トム・クルーズ主演のアクション映画です。『アウトロー』の続編。
トム・クルーズ演じるジャック・リーチャーと事件に巻き込まれるのは、『アベンジャーズ』シリーズで副司令官を演じていたコビー・スマルダーズ。
「アベンジャーズ」でも良かった彼女が本作で好演。MPの少佐でアクションもこなします。
また、ダニカ・ヤロシュ演じる少女サマンサも事件に巻き込まれ、三人で逃げるうちになんとなく家族的な絆が生まれる所も面白い。
アクションもいいですし、ラストほろりとさせる所などエドワード・ズウィック監督の演出にも安定感があり、安心して見ていられました。

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監督 エドワード・ズウィック
脚本 リチャード・ウェンク、エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコビッツ
原作 リー・チャイルド『ネバー・ゴー・バック』
音楽 ヘンリー・ジャックマン
ジャック・リーチャー - トム・クルーズ
スーザンターナー少佐 - コビー・スマルダーズ
エスピン大尉 - オルディス・ホッジ
サマンサ - ダニカ・ヤロシュ
ハンター - パトリック・ヒューシンガー
モーガン大佐 - ホルト・マッキャラニー
ハークネス将軍 - ロバート・ネッパー

鬼才五社英雄の生涯/異端の人間学/幼女戦記6/サムライ−評伝三船敏郎− [本]

春日太一「鬼才五社英雄の生涯」文春新書

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『鬼龍院花子の生涯』『極道の妻たち』『陽揮楼』『吉原炎上』『三匹の侍』『人斬り』……極彩色のエンターテイナー、映画監督・五社英雄。
五社作品の持つ情念に魅せられた著者は関係者への徹底した取材を重ねるが、その生涯を描き出すのは困難を極めた。
稀代の“ホラッチョ"五社の証言は、背中の彫り物ひとつをとっても同じ人物のものとは思えないほどときにブレる。どこまでが真実でどこからが嘘なのか?
これは、全身エンターテイナー──「人を喜ばせる」ことに生涯をかけた男の、ハッタリ上等、虚々実々の物語である。
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春日太一さんが五社英雄監督の生涯を描いた評伝です。
フジテレビから映画の世界に進出し、数々の力作を世に送り出します。
はったりやケレンも多く個人的にはそれほどファンではありませんでしたが、何作か見ています。
テレビ局出身という事で色々と映画界への屈折した思いはあったようですね。
関係者の豊富な証言も貴重で、春日さんの映画に関する本は外れナシです。


五木寛之・佐藤優「異端の人間学」幻冬舎新書

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野蛮で残酷、時に繊細で芸術に過剰なまでの情熱を傾けるロシア人。
日本と近く、欧米に憧れて近代化してきたという似通った過去も持つ。
だが私達は、隣国の本性を知っていると言えるのか。
欧米中心のヘゲモニーが崩れつつある今、世界はロシアが鍵の一つを再び握った。
ロシアを知り理解し得なければ、今後日本は生き残れない。
一九六〇年代からソ連・ロシアと深く関わってきた二人の作家が、文学、政治経済、宗教他あらゆる角度からロシアを分析。人間とは、
国家とは、歴史とは、そして日本人とは何かを浮き彫りにしたスリリングな知の対論
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ソビエト、ロシアを題材にした作品も多い五木寛之さんと、モスクワにも長く駐在した外交官だった佐藤優の対談本です。
ロシアの話が多いのですが、少年時代に満州でソビエト軍の占領下の経験のある五木さんとソビエト崩壊を目撃した佐藤さんの話はさすがに面白いです。
その他、五木さんの仏教と佐藤さんのキリスト教という観点からの宗教の話も面白いです。


カルロ・ゼン「幼女戦記6 Nil admirari」KADOKAWA/エンターブレイン

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生存とは、いつだって闘争だ。帝国軍、ターニャ・フォン・デグレチャフ中佐は極寒の東部戦線において文字通りに原初的な事実を痛寒していた。
精緻な暴力装置とて、凍てつき、動くことすら、骨を折る季節。なればこそ、冬には策動の花が咲く。
矛盾する利害、数多の駆け引きが誰にも制御しえぬ混迷の渦を産み落とす。
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転生して幼女となった現代のサラリーマンが魔道のある世界で戦功をあげて出世していくと言う話です。
相変わらず戦略や兵站についてマニアックに語られています。
特に今回は兵站に関して詳しく語られているのが渋い。
佐藤大輔ファンにはお勧めです。続巻も楽しみです。


松田美智子「サムライ-評伝三船敏郎-」文藝春秋

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羅生門』『七人の侍』『用心棒』など名作の数々でスピルバーグらハリウッドの名匠も憧れた“世界のミフネ”。
一方、私生活では酒乱や不倫騒動でスキャンダルにまみれた。
盟友・黒澤明との不仲の真相とは。そして初めて明かされる最晩年。
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松田美智子さんの三船敏郎さんの評伝です。
松田さんは松田優作の最初の奥さんだった人。
黒澤作品などの関わりも語られますが、あまり触れられない、三船プロ設立後の社長と俳優業の間での苦闘や、私生活での不倫騒動などが詳しく語られます。
あまり知らない三船の姿を知り、興味深かったです。


鬼才 五社英雄の生涯 (文春新書)

鬼才 五社英雄の生涯 (文春新書)




異端の人間学 (幻冬舎新書)

異端の人間学 (幻冬舎新書)

  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2015/08/06
  • メディア: 新書



異端の人間学 (幻冬舎新書)

異端の人間学 (幻冬舎新書)

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2015/08/06
  • メディア: Kindle版



幼女戦記 6 Nil admirari

幼女戦記 6 Nil admirari

  • 作者: カルロ・ゼン
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
  • 発売日: 2016/07/30
  • メディア: 単行本



サムライ 評伝 三船敏郎

サムライ 評伝 三船敏郎

  • 作者: 松田 美智子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/01/09
  • メディア: 単行本



インフェルノ [映画]

インフェルノ」を見ました。

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人気作家ダン・ブラウンのベストセラー小説映画化した『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの第3弾。
主演のトム・ハンクス、監督のロン・ハワードが続投し、これまで数々の歴史や名画の謎を解明してきた宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授が、詩人ダンテの「神曲」の「地獄篇」に絡んだ世界を揺るがす陰謀に挑む。
ラングドンと共に謎を追う医師を『博士と彼女のセオリー』などのフェリシティ・ジョーンズが演じるほか、『ジュラシック・ワールド』のオマール・シーとイルファン・カーンらが共演。
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ダン・ブラウンの原作の人気シリーズの映画化3作目です。
今回は吹替え版を見ました。
ラングドン教授役は前作までと同じくトム・ハンクス。
今回ラングドンはフィレンツェで負傷し二日間の記憶を失っていました。
ダンテの著作に関わる手掛かりと徐々に取り戻していく記憶で事件を追います。
ラングドンと共に謎を追う女性医師はフェリシティ・ジョーンズ。
原作を読んでいたので展開は分かっていましたが、ある設定とラストは大きく変更されています。
確かに原作のラストはちょっともやっとする終わり方だったからなあ。
フィレンツェを振り出しに、ヴェネチア、イスタンブールとヨーロッパの観光地をふんだんに見せるのが楽しいですね。
ラングドンの歴史のうんちくも健在。楽しかったです。

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監督 ロン・ハワード
脚本 デヴィッド・コープ
原作 『インフェルノ』ダン・ブラウン
音楽 ハンス・ジマー

ロバート・ラングドン - トム・ハンクス(江原正士)
シエナ・ブルックス - フェリシティ・ジョーンズ(佐古真弓)
クリストフ・ブシャール - オマール・シー(乃村健次)
バートランド・ゾブリスト - ベン・フォスター(花輪英司)
ハリー・シムズ - イルファーン・カーン(谷昌樹)
エリザベス・シンスキー - シセ・バベット・クヌッセン(深見梨加)
ヴァエンサ - アナ・ウラル(浅野まゆみ)
マルタ・アルヴァレス - アイダ・ダーヴィッシュ(加藤有生子)
リチャード - ジョン・ドナヒュー
アルボガスト - ポール・リッター(星野充昭)
教授 - フィリップ・アルディッティ(宮内敦士)
ミルサット - メフメット・エルゲン

特命指揮官/ガバナンスの死角 [本]

梶永正史「特命指揮官 警視庁捜査二課・郷間彩香」宝島社

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警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。三十二歳、独身、彼氏なし。
捜査二課で贈収賄や詐欺、横領などの知能犯罪を追う彩香は、数字に手掛かりを求めて電卓ばかり叩いているため、周囲からは“電卓女”と呼ばれている。
そんな彩香に、刑事部長から特命が下った。―「渋谷銀行立てこもり事件が発生している。至急現場に向かい、指揮をとってくれ」。
犯人から、現場の指揮および交渉役を郷間に任命するように名指しされたのだ。
青天の霹靂に困惑しながらも、彩香は立てこもり現場である渋谷に急行する―。
2014年第12回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。
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10月22日に放映された松下奈緒主演のドラマ「特命指揮官 郷間彩香」が面白かったので原作読んでみました。
ドラマほどではないですが原作も面白かったです。
本来知能犯罪が専門の女刑事彩香が立てこもり事件の指揮と交渉を命じられます。
事件は予想外の展開を見せ、彩香は陰謀に巻き込まれていきます。
ドラマと原作は特に後半かなり違います。ドラマの脚色が出色でした。
謎めいたキャリアに鈴木亮平、立てこもり犯に稲垣吾郎など、キャストも豪華でした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E8%A6%96%E5%BA%81%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E4%BA%8C%E8%AA%B2%E3%83%BB%E9%83%B7%E9%96%93%E5%BD%A9%E9%A6%99_%E7%89%B9%E5%91%BD%E6%8C%87%E6%8F%AE%E5%AE%98


梶永正史「ガバナンスの死角 警視庁捜査二課・郷間彩香」宝島社

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捜査二課特殊知能犯罪係主任を拝命した郷間彩香。
しかし個性の強い班員をまとめきれずに空回り気味な毎日を送っている。
そんな二課では課をあげて、業界大手の商社・亜秀商事の大型贈収賄事件を追っているが、新設されたばかりの郷間班は担当させてもらえない。
「事件に大きいも小さいもない」と息巻く彩香は、亜秀商事の役員・峯の約十万円の横領容疑を追いはじめるが、峯と関係していた新田という男が不審死を遂げていたことから、大型贈収賄事件の端緒をつかんでいく―。
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郷間彩香シリーズの2作目。
今回、贈収賄事件の商社に関係する小さな事件を捜査しますが、関係者の不審死から意外な真実が明らかになっていきます。
今回は前作から一転、彩香本来の経済犯罪を追って面白かったです。
小さな手がかりから意外な真実が明らかになっていく過程が読ませました。
さらなる続編も期待したいですね。





警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

  • 作者: 梶永 正史
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2016/09/06
  • メディア: 文庫



警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

  • 作者: 梶永 正史
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2014/01/10
  • メディア: 単行本



警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角 (「このミス」大賞シリーズ)

警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角 (「このミス」大賞シリーズ)

  • 作者: 梶永 正史
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2015/07/06
  • メディア: 単行本



聖の青春 [映画]

「聖の青春」を見ました。久々に試写会です。

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29歳の若さでこの世を去った天才棋士・村山聖の生涯をつづる大崎善生のノンフィクションを、松山ケンイチ主演で映画化。
幼いころより患う難病と闘いながら将棋の道を突き進んだ村山の壮絶な人生を、羽生善治をはじめとする同世代の棋士との死闘や、彼を支える師匠や両親たちの愛を通して描く。
『宇宙兄弟』などの森義隆がメガホンを取り、『マイ・バック・ページ』などの向井康介が脚本を担当。
大幅な体重増量など徹底した役作りに挑んだ松山の熱演が光る。
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棋士・村山聖を描いた大崎善生の原作の映画化です。
松山ケンイチが村山聖を演じるため20キロも太る役作りをしています。
地味な話ですが見せました。
羽生役の東出昌大も役になりきっています。
対戦シーンで東出がかけているメガネは実際に羽生が使用した物だそうです。
脇を固める俳優陣もみな良かったです。
11月19日公開予定です。

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監督 - 森義隆
脚本 - 向井康介
原作 - 大崎善生
プロデューサー - 滝田和人
主題歌 - 秦基博「終わりのない空」

村山聖 - 松山ケンイチ
羽生善治 - 東出昌大
森信雄(聖の師匠) - リリー・フランキー
聖の母・トミ子 - 竹下景子
弟弟子・江川貢 - 染谷将太
橘正一郎(モデルは滝誠一郎) - 安田顕
荒崎学(モデルは先崎学) - 柄本時生
聖の父 - 北見敏之
将棋雑誌編集長・橋口(モデルは原作者の大崎) - 筒井道隆
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