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ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード/ジブリの仲間たち [本]

小路幸也「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」集英社

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老舗古書店「東京バンドワゴン」に舞い込む謎を、大家族の堀田家が人情あふれる方法で解決する、人気シリーズの最新作。
医者を目指して勉強を続けてきた花陽がいよいよ受験シーズンに突入。
研人は高校生活を送りながら音楽の道に邁進中。
さらに、お店に遠方から招かれざる客がやってきて、ひょんなことからシリーズ初の「海外旅行」も実現!?
今回も「LOVEだねえ」の決めゼリフとともに、読み逃せない熱いエピソードが満載。ファン待望の第11弾。
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ドラマ化もされた小路幸也さんの「東京バンドワゴン」シリーズの最新作です。11作目。
シリーズを通して読んでいると子供たちが成長したり、おなじみのキャラクターが出産したり感慨深いです。
今回は日常の謎の話に加えて時々あるホラ話系の話もあり、過去の因縁から英国情報部がからんできたりします。
シリーズのファンには相変わらず安心して読ませます。


鈴木敏夫「ジブリの仲間たち」新潮新書

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『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』etc…ジブリはなぜ常に予想を超えるヒットを生みだし続けることができたのか。
そこには作品の力に加え、プロデューサーである著者と、仲間たちの力があった。
「宣伝の本質は仲間を増やすこと」という思想の下、監督と激論を交わし、企業を巻き込み、駆けずりまわり、汗まみれになって体得してきた経験則とは―。
秘話満載で綴る、三〇年間の格闘の記録。
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鈴木敏夫さんが主にジブリ映画の宣伝について語った本です。
ジブリのゲッペルスとまで言われた鈴木さんですが、実は最初の頃は映画を作る事に精いっぱいで、宣伝の事はあまり意識していなかったとか。
ですが、ジブリを作りジブリの存続のためには映画をヒットさせる事が必要という事で宣伝に力を尽くします。
そのあたりのノウハウはさすがですね。
ジブリ関係の本はかなり読んでいますが、始めて知る話も多く、面白かったです。


ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード  東京バンドワゴン

ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン

  • 作者: 小路 幸也
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/04/26
  • メディア: 単行本






ジブリの仲間たち (新潮新書)

ジブリの仲間たち (新潮新書)

  • 作者: 鈴木 敏夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/06/16
  • メディア: 新書



ジブリの仲間たち(新潮新書)

ジブリの仲間たち(新潮新書)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/06/17
  • メディア: Kindle版



8月以降に見たい映画 [映画]

8月以降に見たい映画です。

ついでに7月に見た映画です。

28.7/8 「ウォークラフト」
29.7/9 「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」
30.7/13「シング・ストリート 未来へのうた
31.7/23「ロスト・バケーション」
32.7/30「シン・ゴジラ」

7月29日(金)
「ターザン:REBORN」
映画やアニメなどで度々映像化されてきた冒険小説を、『ハリー・ポッター』シリーズなどのデヴィッド・イェーツ監督が新たに生まれ変わらせた活劇。

8月6日(土)
「秘密 THE TOP SECRET」
「月の子 MOON CHILD」などで知られる清水玲子の人気コミックを実写化したサスペンスミステリー。

8月11日(木)
「X-MEN:アポカリプス」
ヒットシリーズ『X-MEN』の第6弾にして完結編。数千年の眠りから目覚めて人類に新しい秩序をもたらそうとするミュータントのアポカリプスに、プロフェッサーXらX-MENが立ち向かっていく。

8月26日(金)
「君の名は」
『星を追う子ども』『言の葉の庭』などの新海誠が監督と脚本を務めたアニメーション。

9月1日(木)
「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」
イリュージョンを駆使して悪がせしめた大金を奪う犯罪集団フォー・ホースメンの活躍を描いた『グランド・イリュージョン』の続編。

9月10日(土)
「スーサイド・スクワッド」
DCコミックスに登場する悪役がそろい、危険な任務に挑む部隊“スーサイド・スクワッド”を結成して悪対悪のバトルを繰り広げるアクション。

「超高速!参勤交代 リターンズ」
幕府の陰謀で5日以内の「参勤」という難題を突き付けられた東北の弱小貧乏藩が、知恵を絞って危機に立ち向かう『超高速!参勤交代』の続編。

9月17日(土)
「怒り」
『横道世之介』『さよなら渓谷』などの原作者・吉田修一のミステリー小説を、『悪人』でタッグを組んだ李相日監督が映画化。

9月24日(土)
「ハドソン川の奇跡」
俳優としても監督としても著名なクリント・イーストウッド監督と、名優トム・ハンクスがタッグを組んだ人間ドラマ。
→イーストウッド監督の新作。

10月1日(土)
「SCOOP!」
原田眞人が監督と脚本を担当した1985年公開の『盗写 1/250秒 OUT OF FOCUS』を基にした福山雅治主演のドラマ。
→大根仁監督の新作。

10月7日(金)
「ジェイソン・ボーン」
マット・デイモン主演の人気アクションシリーズの新章。

シン・ゴジラ [映画]

「シン・ゴジラ」を見ました。


とても面白かったです。
個人的には今年の邦画ベストワンです。

ちょっと作品の展開に触れています。
ネタバレが気になる方は映画を見てからの方がいいです。


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『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明と『進撃の巨人』シリーズなどの樋口真嗣が総監督と監督を務め、日本発のゴジラとしては初めてフルCGで作られた特撮。
現代日本に出現したゴジラが、戦車などからの攻撃をものともせずに暴れる姿を活写する。
内閣官房副長官役の長谷川博己、内閣総理大臣補佐官役の竹野内豊、アメリカの大統領特使役の石原さとみほか300名を超えるキャストが豪華集結。
不気味に赤く発光するゴジラのビジュアルや、自衛隊の全面協力を得て撮影された迫力あるバトルに期待。
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ゴジラ映画ファンとしては庵野秀明・樋口真嗣のコンビがフルCGでゴジラを蘇らせた事を喜びたいです。
実は平成ゴジラシリーズ以降のゴジラ映画は個別にはいい作品もたくさんありましたが、平成ガメラ三部作を超えられなかったと思っています。
それは平成ガメラの金子修介監督の「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」でさえもそうでした。
このあたりは東宝のゴジラ特撮技術が古びてしまった事も大きいと思います。
そのゴジラが平成ガメラの樋口特技監督も参加したこの映画で蘇ったという事には感慨があります。
生きていて良かったと語ったファンの気持ちがちょっと分かりますね。

さて、本作は庵野テイストはあるもののまさに正攻法、現在にゴジラが現れたらどうなるかをリアルに描いています。
前半はリアルな日本政府や東京都庁の反応を描き会議シーンが多く割と分かりにくい部分もあり、ちょっと戸惑いますが、後半は色々あって分かりやすくなります。

東京湾に異変が起き、巨大生物が上陸します。
最初は予告に登場するゴジラとは造形が違うので、実は新怪獣で後にゴジラが登場するのかと思ったのですが、このゴジラは形態変化するのですね。
ちょっとゴジラらしい姿に変化した所で海に姿を消します。
再び現れたゴジラは巨大化していました。
ゴジラを阻止すべく武蔵小杉近くの多摩川に防衛線を引く自衛隊。
この武蔵小杉決戦が素晴らしい。燃えますね。

余談ですが実は私の職場は武蔵小杉なんです。
一つだけ残念なのは私の職場のビルも映画に登場するのですが、ゴジラに壊されなかった事。
ここはできれば派手に壊して欲しかったなあ。

後半はまた色々と意外な展開やアイデアがあり面白かったです。
キャストは超豪華ですが、長谷川博己、石原さとみ、竹野内豊の主演以外では、ゴジラ対策チームの市川実日子、高橋一生や、國村隼、松尾諭といった所が印象に残りました。

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総監督・脚本・編集:庵野秀明
監督・特技監督:樋口真嗣
准監督・特技総括:尾上克郎
音楽 鷺巣詩郎

矢口蘭堂(内閣官房副長官):長谷川博己
カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使):石原さとみ
赤坂秀樹(内閣総理大臣補佐官):竹野内豊
大河内清次(内閣総理大臣):大杉漣
東竜太(内閣官房長官):柄本明
志村祐介(内閣官房副長官秘書官):高良健吾
尾頭ヒロミ(環境省自然環境局野生生物課課長補佐):市川実日子
財前正夫(統合幕僚長):國村隼
自衛隊員:ピエール瀧
花森麗子(防衛大臣):余貴美子
里見祐介(農林水産大臣):平泉成
国土交通大臣:矢島健一
総務大臣:浜田晃
文部科学大臣:手塚とおる
警察庁長官官房長:古田新太
警察庁刑事局局長:モロ師岡
内閣危機管理監:渡辺哲
防災課局長:諏訪太朗
東京都知事:光石研
東京都副知事:藤木孝
外務省官僚:嶋田久作
厚生労働省官僚:津田寛治
文部科学省官僚:高橋一生
外務省官僚:神尾佑
経済産業省官僚:野間口徹
泉修一(保守第一党政調副会長):松尾諭
生物学者:塚本晋也
生物学者:原一男
古代生物学者:犬童一心
海洋生物学者:緒方明
自衛隊員:斎藤工
避難民:前田敦子
避難民:森廉
自衛隊員:鶴見辰吾
官邸職員:片桐はいり
ジャーナリスト:松尾スズキ
ジャーナリスト:川瀬陽太
内閣府特命担当大臣:中村育二
消防隊隊長:小出恵介
ジャーナリスト:三浦貴大
自衛隊員:KREVA
自衛隊員:橋本じゅん
警察庁危機管理担当要員:加藤厚成
消防庁危機管理担当要員:阿部翔平
原子力規制庁職員:黒田大輔
妹尾青洸
小林隆
大林丈史
小川真由美
原知佐子
粟根まこと
マフィア梶田
横光克彦

ドクターぶたぶた/三流週刊誌編集部/気仙沼ミラクルガール [本]

矢崎存美「ドクターぶたぶた」光文社文庫

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医師やナースの間で「胃がんなら、この人」と信頼される、消化器系内視鏡手術のエキスパートがいる。
その名は山崎ぶたぶた。
大きな病院に呼ばれては手術をする名医だが、その“見た目”から、たまに執刀を断られることもあるという。
その理由は、いったい―?
病院を舞台に巻き起こる、悲喜こもごもの四つのドラマ。おまけのショートショートもついてます。
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矢崎存美さんのぶたぶたシリーズ最新作です。
今回はぶたぶたは医者になります。
外科の名医ですが、内視鏡手術専門という所はメスでの手術だとさすがに似合わないからでしょうか。
あとがきによると取材は色々大変だった様ですが、相変わらずぶたぶたシリーズは面白いです。


佐々木崇夫「三流週刊誌編集部-アサヒ芸能と徳間康快の思い出-」バジリコ

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ヤクザ、エロ、スキャンダル。戦後出版史上、ひときわ異彩を放つ週刊誌アサヒ芸能。
その黄金時代と怪人徳間康快の思い出を綴ったインサイド・ドキュメント。
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アサヒ芸能で副編集長だった佐々木崇夫さんの回想記です。
佐々木さんはかなりクセのある人で入社してからも先輩社員と喧嘩したり、部下に造反されたりと色々あります。
ですが週刊誌の裏側を描いて読み応えがあります。
トラブルでアサヒ芸能から外れ、「テレビランド」やアニメージュを担当し最後には退社します。
このあたりは尾形英夫さんの「あの旗を撃て!―『アニメージュ』血風録」とも共通する所で興味深いです。
それぞれの見る徳間康快社長の姿の違いも興味深いです。


五十嵐貴久「気仙沼ミラクルガール」幻冬舎

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引きこもりの高三女子・詩織、ミュージシャンの夢破れた三十男・リュー、ヤクザまがいのおっさん・サトケン…。
震災の爪痕も生々しい気仙沼に、素人ばかりで結成されたアイドルグループ「KJH49」。
ほぼ一カ月の猛練習でデビューステージに立ったはいいけれど、「震災の被害者ヅラしたインチキアイドル」とネットは大炎上、早くも暗雲たれ込めて…。
実話をもとにした笑いと涙の感動ストーリー。
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五十嵐貴久さんが震災後、気仙沼で結成されたアイドルグループの実話を元に書いた小説です。
モデルはいるそうですが、特にプロデューサーとしてアイドルを立ち上げるサトケンというキャラクターが立っているので、実話と意識せずにさくさく読めます。
無謀に立ち上げたアイドルグループは、ドタバタしながら活動を続けますが、、
後半の展開には思わず涙でした。


ドクターぶたぶた (光文社文庫)

ドクターぶたぶた (光文社文庫)

  • 作者: 矢崎 存美
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2016/07/12
  • メディア: 文庫



三流週刊誌編集部-アサヒ芸能と徳間康快の思い出

三流週刊誌編集部-アサヒ芸能と徳間康快の思い出

  • 作者: 佐々木 崇夫
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2006/02/18
  • メディア: 単行本



気仙沼ミラクルガール

気仙沼ミラクルガール

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/02/29
  • メディア: 単行本



気仙沼ミラクルガール (幻冬舎単行本)

気仙沼ミラクルガール (幻冬舎単行本)

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/02/27
  • メディア: Kindle版



ロスト・バケーション [映画]

「ロスト・バケーション」を見ました。

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サーフィン中に負傷し満潮時には海に沈む岩場に取り残されたヒロインが、危険な人食いサメに狙われるパニックサスペンス。
サメの恐怖や、時間とともに上昇する海面という悪夢のような状況で繰り広げられる決死のサバイバルを、『ラン・オールナイト』などのジャウマ・コレット=セラ監督が緊張感たっぷりに活写する。
周りに誰もいない海で絶体絶命の窮地に陥ったヒロインを、ファッションアイコンとしても注目を浴びているブレイク・ライヴリーが熱演。
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ジャウム・コレット=セラ監督の新作です。
岩場に取り残されたヒロインがサメと戦うというシンプルな話ですが、セラ監督らしくサスペンスが効いていて見せます。
ほとんど一人芝居のブレイク・ライブリーも熱演していました。
最初は爽やかな海の風景で涼しく、中盤からはサスペンスとサメの怖さで涼しくなります。
面白かったです。

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監督・製作総指揮 ジャウム・コレット=セラ
脚本 アンソニー・ジャスウィンスキー
音楽 マルコ・ベルトラミ
ナンシー ブレイク・ライブリー
カルロス オスカル・ハエナダ

陽だまりの彼女 [映画]

「陽だまりの彼女」を録画で見ました。

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「金曜のバカ」「ボーナス・トラック」などの越谷オサムのベストセラー小説を実写化したラブストーリー。
パッとしなかった幼なじみと再会した青年が、魅力的な女性になった彼女と恋に落ちたのを機に、切なくて温かな奇跡の物語が動き出していく。
メガホンを取るのは、『僕等がいた』シリーズの新鋭・三木孝浩。
『花より男子』シリーズの松本潤と『のだめカンタービレ』シリーズの上野樹里が、主人公のカップルを快演する。
舞台となる湘南の魅力を余すところなく捉えたロケ映像も見ものだ。
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越谷オサムのベストセラー小説の映画化です。
原作もなかなか良かったのですが、映画もいいですね。
何よりヒロインの上野樹里がとても魅力的です。主人公の松本潤はじめ俳優陣もいいですね。
映画は湘南を舞台にしその風景の美しさと主人公の心情が良く出ていました。
泣かせる話ですが、原作よりは希望のある明るい終わり方でした。

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監督 三木孝浩
脚本 菅野友恵、向井康介
原作 越谷オサム
音楽 安井輝
奥田浩介 - 松本潤、中学生時代:北村匠海
渡来真緒 - 上野樹里、中学生時代:葵わかな
新藤春樹 - 玉山鉄二
田中進 - 大倉孝二
峯岸ゆり - 谷村美月
奥田翔太 - 菅田将暉
杉原部長 - 小籔千豊
奥田祥江 - 西田尚美
梶原玲子 - とよた真帆
渡来真由子 - 木内みどり
渡来幸三 - 塩見三省
大下 - 夏木マリ
平岩(夫) - 駿河太郎
平岩(妻) - 安藤玉恵
潮田 - 森桃子、中学生時代:三浦透子
区役所職員 - 田中要次
南藤沢中学校教師 - 野間口徹
医師 - 古舘寛治

あの旗を撃て!/とまどい本能寺の変/書店ガール5 [本]

尾形英夫「あの旗を撃て!―『アニメージュ』血風録」オークラ出版

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スタジオジブリ全面協力。『アニメージュ』を創刊、宮崎アニメをプロデュースしたアニメブームの仕掛け人が書き下ろす半生紀。
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徳間書店でアニメ雑誌『アニメージュ』を創刊。
宮崎駿さんにマンガ「ナウシカ」を書かせ、アニメ映画化をした尾形さんの半生記です。
尾形さんとその部下に鈴木敏夫さんがいなければジブリも生まれず、日本のアニメ史は大きき変わっていたでしょうね。
貴重な話が満載で面白かったです。
この本は2004年に出た本ですが、尾形さんは2007年に亡くなられたそうです。


岩井三四二「とまどい本能寺の変」PHP研究所

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本能寺の変勃発!これはピンチか、はたまたチャンスか!?
大きな岐路を前にとまどう信長の息子、家臣、敵将、女たちを、温かく(?)描いた傑作短篇集。
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岩井三四二さんの本能寺の変をめぐる周辺の人々を描いた短編集です。
岩井さんの本は始めて読みましたが、なかなか面白かったです。
周辺の人々の話も面白いですが、岩井さんの本能寺の解釈で光秀の年齢は67才という説もあるそうで、光秀は認知症だったのではないかと推測しているのが面白かったです。


碧野圭「書店ガール5」PHP文芸文庫

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取手駅構内の小さな書店の店長に抜擢された彩加。
しかし意気込んで並べた本の売れ行きは悪く、店員たちの心もつかめない。
一方、ライトノベル編集者の小幡伸光は、新人賞作家の受賞辞退、編集者による原稿改ざん騒動などトラブル続きの中、期待の新人作家との打合せのために取手を訪れる。
彩加と伸光が出会った時、思わぬ事実が発覚し……
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ドラマ化もされた碧野圭さんの書店小説。シリーズ5作目です。
取手駅構内の店長に抜擢された彩加とライトノベル編集者の小幡が出会った事から、思わぬ方向に物語は向かいます。
今回のテーマはライトノベル。追いつめられた主人公たちが奮起する展開は燃えますね。
ちょっとドラマ「重版出来!」を思わせました。
ラストは泣かせます。続巻も楽しみです。


あの旗を撃て!―『アニメージュ』血風録

あの旗を撃て!―『アニメージュ』血風録

  • 作者: 尾形 英夫
  • 出版社/メーカー: オークラ出版
  • 発売日: 2004/11/01
  • メディア: 単行本



とまどい本能寺の変

とまどい本能寺の変

  • 作者: 岩井 三四二
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2014/01/16
  • メディア: 単行本



とまどい本能寺の変

とまどい本能寺の変

  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2014/01/15
  • メディア: Kindle版



書店ガール 5 (PHP文芸文庫)

書店ガール 5 (PHP文芸文庫)

  • 作者: 碧野 圭
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2016/05/06
  • メディア: 文庫



シング・ストリート 未来へのうた [映画]

「シング・ストリート 未来へのうた」見ました。

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『ONCE ダブリンの街角で』などで知られるジョン・カーニー監督の半自伝的青春ドラマ。
1980年代のアイルランド・ダブリンを舞台に、さえない日々を送る14歳の少年が一目ぼれした少女を振り向かせるためバンドを組み、音楽活動に没頭する姿を描く。
主題歌を、カーニー監督作『はじまりのうた』に出演したマルーン5のアダム・レヴィーンが担当。
音楽がつなぐ出会いや少年たちの青春を、デュラン・デュラン、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムなど当時のヒット曲が彩る。
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『はじまりのうた』『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督の新作です。
80年代のアイルランド・ダブリンを舞台に監督自身をモデルにした自伝的ドラマです。
カーニー監督作品らしく楽曲と音楽演出がいいので、とても楽しかったです。
オーディションで選ばれた主役やヒロインはじめ俳優陣も良かったです。
デュラン・デュランなど80年代の音楽もいいですね。

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監督 ジョン・カーニー
原案 ジョン・カーニー、サイモン・カーモディ
歌曲 ゲイリー・クラーク、ジョン・カーニー
音楽監修 ベッキー・ベンサム
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ コナー
ルーシー・ボーイントン ラフィーナ
マリア・ドイル・ケネディ
エイダン・ギレン
ジャック・レイナー ブレンダン
ケリー・ソーントン

インデペンデンス・デイ:リサージェンス [映画]

「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」見ました。

ちょっと話の展開に触れています。

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地球に攻めてきた侵略者と人類の激突を描いたSF大作『インデペンデンス・デイ』の続編。
前作での闘いから20年後を舞台に、地球防衛システムを完備した人類が再び侵略者と対峙する。
『ホワイトハウス・ダウン』などのローランド・エメリッヒ監督、『ロスト・ハイウェイ』などのビル・プルマン、『ディープ・カバー』などのジェフ・ゴールドブラムと第1作のメンバーが再結集。
新たに『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのリアム・ヘムズワースらが加わる。
壮大な物語と圧倒的な映像技術に息をのむ。
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『インデペンデンス・デイ』の続編です。
前作は見ていますがそれほど思い入れはありません。
前作での宇宙人との戦いの結果、世界は一つにまとまり宇宙人の技術で社会も大きく変わっています。
このあたりがSFファンとしてはうれしい所です。
ビジュアル描写はさすがですが、お話としてもちょっと工夫があり、最初の攻撃は簡単に撃退しますが、その後の巨大な宇宙船は強く地球は全滅の危機に。
ウィル・スミスは出演していません(事故死したという設定)が、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラムはじめ前作の出演者が出演しているのも楽しい。
新登場組はパイロットのリアム・ヘムズワース、その恋人でビル・プルマンの娘がマイカ・モンロー、ウィル・スミスの息子のジェシー・T・アッシャーら。
シャルロット・ゲンズブールが出ているのにちょっとびっくり。
色々あって総攻撃はうまくいかず、最後に決戦の場に敵をおびき寄せる事に。
このあたりの話の運びは色々とアイディアがあり見せました。
最後は怪獣映画的な展開もあり、あの手この手で見せるエメリッヒ監督はさすがです。
続きが作れる様なラストですが、本国ではコケてしまった様なのでどうかな。
私は本作は楽しめましたが。

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監督 ローランド・エメリッヒ
脚本 ニコラス・ライト、ジェームズ・A・ウッズ
ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ、ジェームズ・ヴァンダービルト
音楽 ハラルド・クローサー、トーマス・ワンカー
ジェイク・モリソン - リアム・ヘムズワース
デヴィッド・レヴィンソン長官 - ジェフ・ゴールドブラム
ディラン・ヒラー - ジェシー・T・アッシャー
トーマス・J・ホイットモア元合衆国大統領 - ビル・プルマン
パトリシア・ホイットモア - マイカ・モンロー
ランフォード合衆国大統領 - セーラ・ウォード
アダムズ将軍 - ウィリアム・フィクナー
ジュリアス・レヴィンソン - ジャド・ハーシュ
ブラキッシュ・オークン博士 - ブレント・スパイナー
タナー国防長官 - パトリック・セント・エスプリト
ジャスミン・ヒラー - ヴィヴィカ・A・フォックス
レイン・ラオ - アンジェラベイビー
キャサリン・マルソー - シャルロット・ゲンズブール
ディケンベ・ウンブトゥ - デオビア・オパレイ
フロイド・ローゼンバーグ - ニコラス・ライト
チャーリー・ミラー - トラビス・トープ
ジャン司令官 - チン・ハン
トラヴィス護衛官 - ベンガ・アキナベ
グレイ将軍 - ロバート・ロッジア
アイザックス博士 - ジョン・ストーレー
サム - ジョーイ・キング

ステキな奥さんぶはっ/東京者がたり/大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう2/トーキョー・プリズン [本]

伊藤理佐「ステキな奥さんぶはっ」朝日新聞出版

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40代半ばに突入、仕事に子育てにひた走る漫画家の抱腹エッセー処女作!
「幼稚園のプリントが見つからないっ!」「柔軟剤って香りすぎ…」
朝日新聞連載の人気エッセーに4コマ漫画、イラストを加筆して書籍化!
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伊藤理佐さんのエッセイ集です。朝日新聞に連載されたもの。
文章のみのエッセイは始めてだそうです。
とはいえイラストやおまけマンガもあるので伊藤さんのいつもの本という感じです。


西村賢太「東京者がたり」講談社

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稀代の私小説作家はいかに誕生したのか。48年間の流浪と彷徨、東京という「故郷」と「生」。
その軌跡を語り尽くす、34篇、珠玉の名随筆集。
私小説作家の流浪と彷徨の軌跡。今なお聖地と呼ぶ「後楽園球場」。最も愛した始まりの場所「鴬谷」。
田中英光の居た、「花園町」への憧憬。無縁の地、「白金台」でのアウェー戦。
そして、師・藤澤清造が狂凍死した「芝公園」。30の「町」を通して語られる、私小説作家の生き様。“巻末特別収録”盟友・玉袋筋太郎氏との「東京者対談」
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西村賢太さんが東京について描いた本です。
西村さんが10代から働きはじめた頃、私も東京周辺でフリーターみたいな事をしていた時期に重なるのでもしかしたらすれ違っていたかも。
書いている事は過激ですが、やはり西村さんの文章はいいですね。


山本 巧次「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう2」宝島社文庫

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江戸と現代で二重生活を営む元OLの関口優佳=おゆうは、小間物問屋の主人から、息子が実の子かどうか調べてほしいと相談を受ける。
出生に関して、産婆のおこうから強請りまがいの手紙が届いたのだという。
一方、同心の伝三郎も、さる大名の御落胤について調べる中で、おこうの行方を追っていた。
だが、やがておこうの死体が発見され―。
ふたつの時代を行き来しながら御落胤騒動の真相に迫る!
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山本巧次さんの長編小説の続編です。
江戸と現代の東京に抜け穴がある設定は半村良の「およね平吉時穴道行」みたいですが、ヒロインが現代と江戸を行き来しながら捜査するというのが面白い。
おゆうだけが科学捜査で真相を知っているのに、江戸の捜査側に理由を説明できない展開も面白い。
事件の展開も紆余曲折、最後にも大きなひねりがあり読ませます。
おゆうと同心の伝三郎との仲はなかなか進展しませんが、前作以上に面白かったので続巻が楽しみです。


柳広司「トーキョー・プリズン」角川グループパブリッシング

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戦時中に消息を絶った知人の情報を得るため巣鴨プリズンを訪れた私立探偵のフェアフィールドは、調査の交換条件として、囚人・貴島悟の記憶を取り戻す任務を命じられる。
捕虜虐殺の容疑で拘留されている貴島は、恐ろしいほど頭脳明晰な男だが、戦争中の記憶は完全に消失していた。
フェアフィールドは貴島の相棒役を務めながら、プリズン内で発生した不可解な服毒死事件の謎を追ってゆく。
戦争の暗部を抉る傑作長編ミステリー。
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柳広司さんの長編小説です。
巣鴨プリズンを訪れたニュージーランドの私立探偵の主人公がプリズンで起きた殺人事件と囚人・貴島の過去を探ります。
謎の解決と過去の物語が面白く読ませました。


ステキな奥さん ぶはっ

ステキな奥さん ぶはっ

  • 作者: 伊藤理佐
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2015/10/20
  • メディア: 単行本



ステキな奥さん ぶはっ

ステキな奥さん ぶはっ

  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2015/10/20
  • メディア: Kindle版



東京者がたり

東京者がたり

  • 作者: 西村 賢太
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/10/20
  • メディア: 単行本



東京者がたり

東京者がたり

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/10/21
  • メディア: Kindle版



大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

  • 作者: 山本 巧次
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2016/05/10
  • メディア: 文庫



トーキョー・プリズン (角川文庫)

トーキョー・プリズン (角川文庫)

  • 作者: 柳 広司
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/01/24
  • メディア: 文庫



トーキョー・プリズン

トーキョー・プリズン

  • 作者: 柳 広司
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本



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