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女信長/ギリシア人の物語2/宇宙軍士官学校―幕間― [本]

佐藤賢一「女信長」新潮文庫

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群雄を打ち破り、覇王となった織田信長。だが“彼”には大いなる秘密があった。
女として生れるも、父にその才を見込まれ、嫡男として育てられたのだ。
知るのは近親と臣下のごく一部のみ。
大胆な人材登用、新たな戦法の採用、楽市楽座、それらはすべて女ならではの発想によるものだった。
猛将・知将との隠された恋、そして本能寺の真相。驚天動地――新たな戦国絵巻が紐解かれる。
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佐藤賢一さんの時代小説です。信長が女だったという大胆な設定が面白いです。
現実に信長が女だったとは思いませんが、女性だったという仮説を導入する事で信長の先進性をうまく描きだしていたと思います。
強引な設定が逆に面白く読ませる小説でした。


塩野七生「ギリシア人の物語2」新潮社

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アテネに栄光をもたらした民主政の最大の敵は〝ポピュリズム〟だった――
国内の力を結集することで大国ペルシアを打破した民主政アテネ。
不世出の指導者ペリクレスの手腕により、エーゲ海の盟主として君臨し、その栄光は絶頂をむかえた。
しかし、デマゴーグが煽動するポピュリズムが台頭すると、アテネはスパルタとの不毛きわまる泥沼の戦争へと突き進んでしまうのだった――。
なぜ、かつてできたことができなくなってしまうのか。
なぜ、輝かしい栄光はまたたくまに霧散してしまったのか。
民主主義の本質をえぐりだす歴史大作。
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塩野七生さんのギリシア人の物語2巻です。
今回は前半は民主制が健全に機能するペリクレス主導下のアテネ。
その手腕によりアテネは絶頂期を迎えます。
後半はペリクレスの死後、迷走するアテネを描きます。
優れた手腕を持つルキビアデスですが、アテネの民主政が衆愚政に落ちたためもあり今ひとつ活躍できません。
ラストは苦いですね。
タイムリーというか欧米各国に扇動的政治家が登場した今、このアテネの歴史に学ぶ意義は大きいと思いました。


鷹見一幸「宇宙軍士官学校―幕間―」ハヤカワ文庫JA

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恒星反応弾が撃ちこまれてから半年後、環境作業用強化スーツを着た平泉乃愛は、降り続く豪雨の中、荒れ果てた地表で生き残った生物を必死で探していた
…生物回収チームの活躍を描く「遅れてきたノア」をはじめ、休暇中の恵一とロボのエピソード、上層部から却下されながらも、攻勢偵察部隊の研究を続けるケイローン軍将校の物語など、第1部と第2部とをつなぐ五中短篇を収録。
シリーズのすべてがわかる「大事典」も掲載!
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鷹見一幸さんのミリタリーSFシリーズ外伝です。
前巻で第1部完結し、この巻では粛清者との戦いの中での主人公らのエピソードや、前巻終了後の地球環境を回復させようとするチームの物語、そして第2部に続くケイローン軍将校の物語が語られます。
どれも面白かったですが、第2部につながる最後のエピソードが一番良かったかな。

女信長 (新潮文庫)

女信長 (新潮文庫)




ギリシア人の物語II 民主政の成熟と崩壊

ギリシア人の物語II 民主政の成熟と崩壊

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/01/27
  • メディア: 単行本



ギリシア人の物語I 民主政のはじまり

ギリシア人の物語I 民主政のはじまり

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/12/18
  • メディア: 単行本



宇宙軍士官学校―幕間(インターミッション)―― (ハヤカワ文庫JA)

宇宙軍士官学校―幕間(インターミッション)―― (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 鷹見 一幸
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/03/23
  • メディア: 新書



宇宙軍士官学校―幕間(インターミッション)― (ハヤカワ文庫JA)

宇宙軍士官学校―幕間(インターミッション)― (ハヤカワ文庫JA)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/03/25
  • メディア: Kindle版



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