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アンダーグラウンド [映画]

「アンダーグラウンド」を見ました。

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ナチス占領から起こった旧ユーゴスラビア動乱の時代を背景に、50年間も地下生活を送った人々の姿を狂騒的に描き、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞するなど高い評価を受けた群像劇。
終戦や国家解体を知らない地下生活者、戦争を機にのし上がるパルチザンなどが、ジプシー音楽をバックに混沌としたドラマを繰り広げる。
監督は、『ジプシーのとき』『パパは、出張中!』といった作品で、世界中にファンを持つエミール・クストリッツア。
戦争への強烈な皮肉とブラックユーモア、エネルギーあふれる独特の世界観に圧倒される。
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クストリッツァ監督の新作「オン・ザ・ミルキー・ロード」が面白かったので旧作もスクリーンで見たいと思いました。
すぐ近くのシネコンで上映されたので早速見てきました。
素晴らしい。3時間の長い映画ですが一気に見せます。
「オン・ザ・ミルキー・ロード」にも出演していたミキ・マノイロヴィッチが印象的。
クストリッツァ監督らしく女優がみんなキレイですね。
動物がたくさん出てくるのもいい。
20年以上前の映画だが「オン・ザ・ミルキー・ロード」と大きな印象は変わらないです。
これぞ作家性というものか。
シネコンの観客は私一人でした。始めての経験ですが映画が良かっただけに他にも観客がいて欲しかったかな。

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監督 エミール・クストリッツァ
脚本 デュシャン・コヴァチェヴィッチ、エミール・クストリッツァ
音楽 ゴラン・ブレゴヴィッチ
マルコ:ミキ・マノイロヴィッチ
ペタル・ポパラ"クロ":ラザル・リストフスキー
ナタリア:ミリャナ・ヤコヴィッチ
フランツ:エルンスト・ストッツナー
イヴァン:スラヴコ・スティマツ
ヨヴァン:スルジャン・トドロヴィッチ
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開化鐵道探偵/風雲のヤガ/大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう3 [本]

山本巧次「開化鐵道探偵」東京創元社

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明治12年。鉄道局技手見習の小野寺乙松は、局長・井上勝の命を受け、元・八丁堀同心の草壁賢吾を訪れる。
「京都・大津間で鉄道建設の最中だが、逢坂山トンネルの工事現場で不可解な事故が多発している。
それを調査する探偵として雇いたい」という依頼のためだった。
井上の熱意にほだされ、草壁は引き受けることに。
逢坂山へ向かった小野寺たちだが、現場の最寄り駅で乗客が不審死を遂げた報告を受ける。
死者は工事関係者だった!
現場では、鉄道工事関係者と、鉄道開発により失業した船運送業者・馬子らの対立が深まる中、更に事件が……。
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〈八丁堀のおゆう〉シリーズの山本巧次さんの鉄道ミステリです。
明治12年、京都の鉄道建設現場での事件に元・八丁堀同心の探偵と技手見習のワトソン役が挑みます。
実は山本さんは鉄道ファンで現在は鉄道会社勤務だそうです。
ミステリとしてもなかなか良くできていました。
シリーズ化も期待したいですね。


五代ゆう「風雲のヤガ グイン・サーガ141」ハヤカワ文庫 JA

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〈新しきミロク〉が密かに勢力拡大をたくらむヤガで、かつて魔道師であった〈ミロクの使徒〉たちのたくらみによって神殿の最下層に追い込まれたブランだが、ソラ・ウィンとヤモイ・シンという二人のミロクの老僧に出会い、その恐るべき法力に接して反撃の糸口をつかむ。
さらに思いがけず人間でないものの助力を得ることができたことで、拉致されたフロリーとヨナを救うべくブランの想像を絶する戦いが、ついに始まった!
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亡くなった栗本薫さんの大長編ファンタジー、グインサーガの続編です。
五代ゆう・宵野ゆめさんが交互に執筆していて通巻141巻。五代ゆうさんの6冊目。
五代さん、宵野さんどちらの作品も面白いです。
ヤガで魔道による恐るべき陰謀に立ち向かうブランは老僧二人に助けられます。
意外な助力を得たブランの戦いが始まります。
一方、ケイロニアではヴァレリウスらが再び怪異に立ち向かいます。続巻楽しみです。


山本巧次「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう3」宝島社文庫

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史上最高額―根津・明昌院の千両富くじに沸く江戸の町で、呉服商の大店に盗人が忍び込んだ。
同心の伝三郎たちは、その鮮やかな手口から、七年前に八軒の蔵を破った神出鬼没の盗人“疾風の文蔵”の仕業に違いないと確信する。
一方、江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳=おゆうは、長屋の奥さんから依頼された旦那探しと並行して、現代科学を駆使して伝三郎の捜査に協力するが…。
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山本巧次さんの〈八丁堀のおゆう〉シリーズの3作目。
江戸と現代の東京に抜け穴がある設定は半村良の「およね平吉時穴道行」みたいですが、ヒロインが現代と江戸を行き来しながら捜査するというのが面白いです。
今回は盗人と富くじが関係してきます。
事件の展開も最後に大きなひねりがあり読ませますね。
同心の伝三郎との関係も興味深いです。
今回も面白かったので続巻が楽しみです。映像化も期待したいですね。


開化鐵道探偵 (ミステリ・フロンティア)

開化鐵道探偵 (ミステリ・フロンティア)

  • 作者: 山本 巧次
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2017/05/28
  • メディア: 単行本



開化鐵道探偵 (ミステリ・フロンティア)

開化鐵道探偵 (ミステリ・フロンティア)

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2017/05/29
  • メディア: Kindle版



風雲のヤガ (グイン・サーガ141巻)

風雲のヤガ (グイン・サーガ141巻)

  • 作者: 五代 ゆう
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/04/06
  • メディア: 文庫



風雲のヤガ グイン・サーガ (ハヤカワ文庫JA)

風雲のヤガ グイン・サーガ (ハヤカワ文庫JA)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/04/15
  • メディア: Kindle版



大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

  • 作者: 山本 巧次
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2016/12/06
  • メディア: 文庫



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日本の異界名古屋/全裸監督 村西とおる伝 [本]

清水義範「日本の異界名古屋」ベスト新書

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名古屋市自らの調査で「最も魅力に欠ける都市」に選んでしまった名古屋。
喫茶店文化や名古屋嬢などの独自の文化を築いたディープタウンは、いかにしておかしな都市となり得たか。
濃尾三川や奇才藩主徳川宗春、名古屋城や小倉トーストの歴史など、そのルーツをたどる。
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名古屋出身の清水義範さんが、多少複雑な思いもある名古屋について語った新書です。
名古屋生まれで大学卒業後に作家を目指して上京した清水さんらしく、名古屋の特異性をうまく表現しています。
この本を読んだ限りでは名古屋ってどこか巨大な田舎みたいですね。
面白かったです。


本橋信宏「全裸監督 村西とおる伝」太田出版

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前科7犯。借金50億。米国司法当局から懲役370年求刑。
奇跡の男か、稀代の大ボラ吹きか。“AVの帝王”と呼ばれた裸の男の半生。
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本橋信宏さんがAV監督の村西とおるの人生を描いた評伝です。
本橋さんは村西監督がAV監督になる前、裏本の帝王と言われた時代に創刊した写真週刊誌の編集長を務めた頃からの知人で、今までに「裏本時代」「アダルトビデオ」で村西監督の評伝を描いています。
それらを踏まえた本作は分厚いハードカバーですが、読みやすく面白いので一気に読みました。
今までに明かされなかった事実も多々明かされとても面白かったです。


日本の異界 名古屋 (ベスト新書)

日本の異界 名古屋 (ベスト新書)

  • 作者: 清水 義範
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2017/07/08
  • メディア: 新書



日本の異界 名古屋 (ベスト新書)

日本の異界 名古屋 (ベスト新書)

  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2017/07/07
  • メディア: Kindle版



全裸監督 村西とおる伝

全裸監督 村西とおる伝

  • 作者: 本橋信宏
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2016/10/18
  • メディア: 単行本



全裸監督 村西とおる伝

全裸監督 村西とおる伝

  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • メディア: Kindle版



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オン・ザ・ミルキー・ロード [映画]

「オン・ザ・ミルキー・ロード」を見ました。

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『アンダーグラウンド』『黒猫・白猫』などのエミール・クストリッツァ監督が、イタリアを代表する女優モニカ・ベルッチをヒロインに迎えたドラマ。
戦場にミルクを届ける仕事をしている男が村の英雄の婚約者と恋に落ち、逃避行を繰り広げる姿を描く。
ヒロインの恋の相手をクストリッツァ監督自身が演じ、『アンダーグラウンド』などのミキ・マノイロヴィッチらが共演。
クストリッツァ監督の息子であるストリボール・クストリッツァが音楽を手掛けている。
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エミール・クストリッツァ監督の新作です。
実はクストリッツァ監督の映画は始めてみました。素晴らしい。
見ていなかったのは難解な芸術映画と誤解していたからです。
確かにお話はよくわからない部分もありますが、祝祭的な映像はとてもいいですね。
お話などどうでもよくなります。
何よりモニカ・ベルッチが美しい。
主人公を監督自身が演じているのも楽しいですね
音楽は息子さんが担当しているそうですが、ミュージシャンでもあるクストリッツァ監督らしく音楽はとても印象的です。
今さらですがクストリッツァ監督作品の旧作を見たいと思います。

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監督・製作・脚本 エミール・クストリッツァ
撮影ゴラン・ボラレビッチ、マルタン・セク
音楽ストリボール・クストリッツァ
エミール・クストリッツァ コスタ
モニカ・ベルッチ 花嫁
プレグラグ・ミキ・マノジョロビッチ ザガ
スロボダ・ミチャロビッチ ミレナ
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エルネスト [映画]

「エルネスト」を見ました。

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キューバ革命の英雄チェ・ゲバラと行動を共にした日系人のフレディ前村を題材にしたドラマ。
留学先のキューバでゲバラに出会って心酔し、共にボリビア軍事政権に挑んだ彼の姿を描く。
メガホンを取るのは『顔』などの阪本順治。
『血と骨』『ゆれる』などのオダギリジョー、『海辺の生と死』などの永山絢斗、写真家、ダンサーでもあるホワン・ミゲル・バレロ・アコスタらが出演。
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阪本順治監督、オダギリジョー主演の映画です。日本、キューバの合作です。
チェ・ゲバラと行動を共にしたフレディ前村が主人公ですが、冒頭はゲバラが広島の平和記念公園を訪問するという史実に基づいた事実が描かれます。
その後はボリビア出身のフレディ前村がキューバで医学生となり、キューバ危機などを通じてゲバラに魅せられていく過程を描きます。
最後には故国ボリビアでクーデターが起こり、ゲバラと共にゲリラとして戦いに臨みます。
阪本監督らしく熱気のある映画でした。
20代の役を演じるオダギリジョーも減量するなどの役作りで熱演しています。

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監督 阪本順治
脚本 阪本順治
原作 マリー・前村・ウルタード,、エクトル・ソラーレス・前村
音楽 安川午朗
フレディ前村 <戦士名:エルネスト・メディコ> - オダギリジョー
森記者 - 永山絢斗
チェ・ゲバラ - ホワン・ミゲル・バレロ・アコスタ
他 - アレクシス・ディアス・デ・ビジェガス
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冷たい校舎の時は止まる/追想の探偵/黒涙 [本]

辻村深月「冷たい校舎の時は止まる」講談社文庫

辻村作品を以下の順番で読んでいます。
http://www.kirikuchi.net/entry/2016/02/21/203247

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ある雪の日、学校に閉じ込められた男女8人の高校生。
どうしても開かない玄関の扉、そして他には誰も登校してこない、時が止まった校舎。
不可解な現象の謎を追ううちに彼らは2ヵ月前に起きた学園祭での自殺事件を思い出す。
しかし8人は死んだ級友の名前が思い出せない。
死んだのは誰!?誰もが過ぎる青春という一時代をリアルに切なく描いた長編傑作。
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辻村深月さんのデビュー作ですが、完成度は高いですね。
処女作に全てがあるという感じがします。
ミステリというよりはファンタジーですが、後半に明らかになる展開には驚きました。
スティーブン・キングの映像化もされた「ランゴリアーズ」への言及もあり辻村さんもキングファンなんだなと嬉しくなりました。


月村了衛「追想の探偵」双葉社

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消息不明の大物映画人を捜し出し、不可能と思われたインタビューを成功させる―“人捜しの神部”の異名を取る女性編集者・神部実花は、上司からの無理難題、読者からの要望に振り回されつつ、持てるノウハウを駆使して今日も奔走する。
だが自らの過去を捨てた人々には、多くの謎と事情が隠されていた。次号の雑誌記事を書くために失われた過去を追う実花の取材は、人々の追憶を探る旅でもあった…。
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月村了衛さんの長編小説です。
特撮雑誌の編集者の主人公が過去の特撮作品の関係者を探し出すという連作短編集です。
特撮作品の謎は特撮に詳しい人ならモデルが分かりますが、特撮に興味がなくても面白いと思います。
シリアスなアクション物が多い月村さん最近は色々なジャンルを手掛けていますね。
面白かったです。


月村了衛「黒涙」朝日新聞出版

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警視庁組織対策部2課の警部補・沢渡は、実は黒社会とつながる警察内部の〈黒色分子〉だ。
中国語が堪能な沢渡は、対中国防諜作戦を目的とする公安部の特別捜査チームに出向となる。
沢渡と義兄弟の契りを結ぶ黒社会「義水盟」の大幹部である沈は、インドネシアの青年実業家ラウタンも巻き込んで、沢渡らの中国諜報機関摘発に協力することなった。
やがて三人の前にシンシア・ユンと名乗る謎の美女が現れるが……。
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月村了衛さんの長編小説です。「黒警」の続編。
こちらは今までの月村さんらしい作品。
中国情報部との暗闘はダークな展開になります。
ラストのその後が気になります。続編にも期待したいです。


冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/08/11
  • メディア: 文庫



冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/08/11
  • メディア: 文庫



追想の探偵

追想の探偵

  • 作者: 月村 了衛
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2017/04/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



追想の探偵

追想の探偵

  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2017/04/21
  • メディア: Kindle版



黒涙

黒涙

  • 作者: 月村了衛
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2016/10/07
  • メディア: 単行本



黒涙

黒涙

  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2016/10/07
  • メディア: Kindle版



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亜人 [映画]

「亜人」を見ました。

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桜井画門のコミックを原作に、不死身の主人公を『るろうに剣心』シリーズなどの佐藤健が演じ、『踊る大捜査線』シリーズなどの本広克行監督がメガホンを取って実写化。
交通事故での死亡から一転、生還し、絶命と共に再生を始める能力を持つ新人類“亜人”であることが発覚した主人公が、国家権力やテロをもくろむ同種族の亜人との戦いを繰り広げる。
ビルの屋上から飛び降りるなど不死身のキャラクターを生かしたアクション、生と死をモチーフにした深淵なストーリーに期待が高まる。
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これは面白かったです。原作は読んでいません。
とにかく冒頭からアクションがすごいです。
銃を使ったアクション、格闘戦が日本映画ではあまり見た事ない水準ですね。
IBMをはじめとするCGも良くできていました。
佐藤健はいいですが、やはり綾野剛の怪演が見もの。
俳優陣では玉山鉄二、城田優、千葉雄大とみないいです。
意外だったのは城田優と対決する川栄李奈のアクションが冴えていた事。
よっぽど特訓したのかも。
ラストは続編作れそうな終わり方でした。
続編にも期待したいです。

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監督 本広克行
脚本 瀬古浩司、山浦雅大
原作 桜井画門「亜人」(講談社「good!アフタヌーン」連載)
音楽 菅野祐悟
永井 圭 - 佐藤健
戸崎 優 - 玉山鉄二
下村 泉/ 田井中 陽子 - 川栄李奈
田中 功次 - 城田優
佐藤 - 綾野剛
奥山 真澄 - 千葉雄大
高橋 - 山田裕貴
ゲン - 平埜生成
永井 慧理子 - 浜辺美波
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ドリーム [映画]

「ドリーム」を見ました。

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人種差別が横行していた1960年代初頭のアメリカで、初の有人宇宙飛行計画を陰で支えたNASAの黒人女性スタッフの知られざる功績を描く伝記ドラマ。
NASAの頭脳として尽力した女性たちを、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などのタラジ・P・ヘンソン、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などのオクタヴィア・スペンサー、『ムーンライト』などのジャネール・モネイが演じる。
監督は『ヴィンセントが教えてくれたこと』などのセオドア・メルフィ。
ミュージシャンのファレル・ウィリアムスが製作と音楽を担当した。
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1960年代はじめのNASAの黒人女性スタッフを描いた映画です。
3人の黒人女性が偏見と戦ってマーキュリー計画を成功に導く経緯を描きます。
映画には事実とは多少脚色がある様ですが、感動的でした。
主演の3人始めケビン・コスナー、キルスティン・ダンスト、ジム・パーソンズらの俳優陣も好演していました。

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監督 セオドア・メルフィ
脚本 セオドア・メルフィ、アリソン・シュローダー
原作 マーゴット・リー・シェタリー『Hidden Figures』
音楽 ファレル・ウィリアムス、ハンス・ジマー、ベンジャミン・ウォルフィッシュ
タラジ・P・ヘンソン - キャサリン・ジョンソン
ジャネール・モネイ - メアリー・ジャクソン
オクタヴィア・スペンサー - ドロシー・ヴォーン
ケビン・コスナー - アル・ハリソン
キルスティン・ダンスト - ヴィヴィアン・ミッチェル
ジム・パーソンズ - ポール・スタフォード
グレン・パウエル - ジョン・ハーシェル・グレン
マハーシャラ・アリ - ジム・ジョンソン
ドナ・ビスコー - ジョイレット・コールマン
ローダ・グリフィス - 司書
マリア・ハウエル - ミズ・サマー
オルディス・ホッジ - レヴィ・ジャクソン
ペイジ・ニコレット - ユーニス・スミス
ゲイリー・ウィークス - リポーター
サニーヤ・シドニー - コンスタンス・ジョンソン
キンバリー・クイン - ルース
オレク・クルパ - カール・ジーリンスキー、エンジニア
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ノミのジャンプと銀河系/うつヌケ/ジブリの文学/俺に似たひと [本]

椎名誠「ノミのジャンプと銀河系」新潮選書

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「科学」を切り口に眺めると、世界はなんて楽しいんだろう!
「見る・覗く」の人類史、地球で一番速いヤツはナニモノなのか、「とぶ」をめぐる考察、アンドロメダまで最速二五〇〇万年の夢、世界で一番暑い場所・寒い国などなど
――SF小説も手がけ、暇さえあれば科学本を読みあさっている作家が、ノミの跳躍から宇宙の果てまでを縦横無尽につづった初のサイエンス・エッセイ。
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椎名誠さんのサイエンス・エッセイです。
サイエンスといっても椎名さんのエッセイなので、それほど堅苦しくもなくさくさくと読めました。
椎名さんのエッセイは大体読んでいるのでそれほど目新しい話はなかったかな。


田中圭一「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」

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パロディマンガの巨星がマジに描いた、明日は我が身のうつ病脱出コミック!
著者自身のうつ病脱出体験をベースにうつ病からの脱出に成功した人たちをレポート。
うつ病について実体験から知識を学べ、かつ悩みを分かち合い勇気付けられる、画期的なドキュメンタリーコミック!
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マンガ家の田中圭一さんのうつ病に関するコミックです。
自身のうつ病脱出体験と大槻ケンヂ、代々木忠、宮内悠介、熊谷達也、内田樹といった人たちのうつ病の体験をレポートしています。
精神科医のうつ病に関する解説もあり、読みやすかったです。


鈴木敏夫「ジブリの文学」岩波書店

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自らを「編集者型プロデューサー」と呼ぶ著者は、時代の空気をつかむために、どんな本を読み、いかなる文章術を磨いてきたのか?
朝井リョウ・池澤夏樹・中村文則・又吉直樹といった、現代を代表する作家たちを迎え、何を語るのか?
歴史的大ヒットを支えた“教養”と“言葉の力”、そして“ジブリの現在”がこの一冊に。
『ジブリの哲学―変わるものと変わらないもの』から五年半、続編となるドキュメントエッセイ集
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鈴木敏夫さんのエッセイ集です。
宮崎駿監督の引退撤回などのジブリの動向と、朝井リョウ・池澤夏樹・中村文則・又吉直樹といった作家との対談など盛りだくさんでした。


平川克美「俺に似たひと」医学書院

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昭和という時代に、町工場で油まみれになって働いていた父親。
若い頃絶対に相容れないと思っていた、「俺に似たひと」のために、仕事帰りにスーパーでとんかつを買い、肛門から便を掻き出し、「風呂はいいなあ」の言葉を聞きたくて入浴介助を続けた――。
義務感から始めざるを得なかった介護。その中で透徹した視線で父親を発見し、老人を発見し、さらには「衰退という価値」を発見していく“俺”の物語。
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平川克美さんの父親を介護した体験を描いた本です。
私も数年前に介護の末に父親を亡くしたので色々と共感する所の多い本でした。
まあ私は遠距離介護で施設に全面的にお任せしていたので、著者の様な苦労はしていないのですが。


ノミのジャンプと銀河系 (新潮選書)

ノミのジャンプと銀河系 (新潮選書)

  • 作者: 椎名 誠
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/06/23
  • メディア: 単行本



うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

  • 作者: 田中 圭一
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/01/19
  • メディア: 単行本



ジブリの文学

ジブリの文学

  • 作者: 鈴木 敏夫
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2017/03/29
  • メディア: 単行本



俺に似たひと

俺に似たひと

  • 作者: 平川 克美
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2012/01/20
  • メディア: 単行本



俺に似たひと (朝日文庫)

俺に似たひと (朝日文庫)

  • 作者: 平川克美
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2015/02/06
  • メディア: 文庫



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10月以降に見たい映画 [映画]

10月以降に見たい映画です。

ついでに9月に見た映画です。

40.9/2 「新感染 ファイナル・エクスプレス」
41.9/9 「ダンケルク」
42.9/15「ザ・ウォール」
43.9/16「エイリアン:コヴェナント」
44.9/18「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」
45.9/23「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
46.9/29「ドリーム」
47.9/30「亜人」

10月6日(金)
「エルネスト」
キューバ革命の英雄チェ・ゲバラと行動を共にした日系人のフレディ前村を題材にしたドラマ。

10月20日(金)
「アトミック・ブロンド」
『モンスター』などのシャーリーズ・セロン主演のアクション。

10月21日(土)
「ミックス。」
テレビドラマ「リーガルハイ」の脚本家・古沢良太と石川淳一監督が再びを組んだロマンチックコメディー。

10月27日(金)
「ブレードランナー 2049」
1982年公開の名作『ブレードランナー』の続編。

10月31日(火)
「バリー・シール/アメリカをはめた男」
航空会社のパイロットからCIAのエージェントに転身し、麻薬の運び屋としても暗躍した実在の人物バリー・シールの半生を、トム・クルーズ主演で映画化。

11月3日(金)
「マイティ・ソー バトルロイヤル」
『アベンジャーズ』の一員であるソーを、クリス・ヘムズワースが演じたアクションシリーズの第3弾。

「氷菓」
『orange-オレンジ-』などの山崎賢人と『L-エル-』などの広瀬アリスを主演に迎え、小説家の米澤穂信の処女作を映画化した学園ドラマ。

11月23日(木)
「ジャスティス・リーグ 」
DCコミックスのヒーローたちが集結したドリームチーム、ジャスティス・リーグの活躍を描くアクション大作。

12月1日(金)
「鋼の錬金術師」
荒川弘の大ヒットコミックを、『暗殺教室』シリーズなどの山田涼介主演、『ピンポン』などの曽利文彦監督で実写映画化。

「探偵はBARにいる3」
大泉洋と松田龍平の共演で映画化した『探偵はBARにいる』シリーズ第3弾。

12月9日(土)
「DESTINY 鎌倉ものがたり」
西岸良平による人気漫画「鎌倉ものがたり」を、西岸が原作者である『ALWAYS』シリーズなどの山崎貴監督が実写映画化

12月15日(金)
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」
世界的な人気を誇る大ヒット作『スター・ウォーズ』シリーズ新3部作の第2章。

12月31日(日)
「オリエント急行殺人事件」
これまで幾度も映像化されてきたアガサ・クリスティの傑作ミステリーを映画化。

2018年1月5日(金)
「キングスマン:ゴールデン・サークル」
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ナミヤ雑貨店の奇蹟 [映画]

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を見ました。

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人気作家・東野圭吾の小説を、『やわらかい生活』などの廣木隆一監督が映画化。
現在と過去が手紙でつながる不思議な雑貨店を舞台に、養護施設育ちの若者と、町の人の悩み相談を聞く店主の時を超えた交流を描く。
32年前から届く悩み相談の手紙に触れるうちに、人を思いやる気持ちを抱く主人公を『暗殺教室』シリーズやテレビドラマ「カインとアベル」などの山田涼介、雑貨店店主を数多くの作品で独特の存在感を見せてきたベテラン西田敏行が演じる。
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東野圭吾原作の廣木隆一監督による映画化。原作は読んでいます。
ほぼ原作に忠実に映画化されていて良かったです。
やはりファンとしては山下達郎の主題歌「REBORN」がうれしい。
この曲は劇中でも重要な役割があり、林遣都の演じる役が作曲し、門脇麦演じる役が作中で歌手として歌います。
廣木監督の演出も良く、山田涼介、西田敏行はじめ、配役陣も好演していました。
手塚とおる、やはりこういう役かあ。
音楽がいいので映画の印象もアップしました。
音楽映像は以下です。

「REBORN」門脇麦演じるセリバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=GMUiipgOPVY

山下達郎「REBORN」
https://www.youtube.com/watch?v=q5TMoiqf_W8

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監督 廣木隆一
脚本 斉藤ひろし
原作 東野圭吾
音楽 Rayons
主題歌 山下達郎「REBORN」
敦也 - 山田涼介(Hey! Say! JUMP)
浪矢雄治 - 西田敏行
田村晴美 - 尾野真千子
翔太 - 村上虹郎
松岡克郎 - 林遣都
皆月暁子 - 成海璃子
セリ - 門脇麦/鈴木梨央
貴之 - 萩原聖人
松岡健夫 - 小林薫
映子 - 山下リオ
刈谷 - 手塚とおる
皆月良和 - PANTA(頭脳警察)
田村秀代 - 吉行和子
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朝鮮半島201Z年/鉄の骨/水戸黄門 -天下の副編集長- [本]

鈴置高史「朝鮮半島201Z年」日本経済新聞出版社

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中国が韓国を買収。韓中連合艦隊が津軽海峡に迫る―。
日経新聞ベテラン記者が描く迫真の近未来小説。
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日経新聞のベテラン記者が描く近未来小説です。
2010年に出た本ですが、アジアの状況はますますこの小説に近づいている様です。
つまり韓国は中国側に走ると言う予言ですが。
著者は日経BIZで日韓の現状分析の連載もしていますが、そちらも面白いです。


池井戸潤「鉄の骨」 講談社

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中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。
今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く――技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に、「談合」の壁が。
組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ!
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池井戸潤さんの長編小説です。テーマはゼネコンの談合。
主人公は談合にどう対するか苦悩します。
銀行員の彼女との仲も談合に関わってねじれていきます。
さすが池井戸さん、読ませました。


月村了衛「水戸黄門 -天下の副編集長-」徳間書店

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『国史』が未完に終われば、水戸徳川家は天下の笑いもの。
遅々として進まぬ編修作業に業を煮やした光圀は、遅筆揃いの不届き執筆者たちの元へ、御自ら書物問屋のご隠居に身をやつし、直々に原稿の取り立てに。
御老公の旅のお供は、水戸彰考館で国史の編纂に携わる、おなじみ覚さん介さんをはじめ、鬼机のお吟など名うての編修者。
爆笑必至、痛快時代エンターテインメント登場!
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月村了衛さんの長編小説です。
シリアスなアクション物が多かった月村さんには意外なドタバタ時代小説です。
覚さん介さんはもちろん、お銀や風車の弥七に相当するキャラも登場。
なかなか面白かったです。
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